東本願寺別院:恒例のお盆祭り開催

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 太鼓の音頭にのって盆踊りを楽しむ参加者たち


太鼓の音頭にのって盆踊りを楽しむ参加者たち


 小東京にある東本願寺で7月30、31の両日、お盆祭りが行われた。57回目を迎えた今年のお盆祭りでは、毎年恒例の各種ゲームやエンターテインメント、屋台の食べ物に加え、今年初の試みとなる仏教講演会も開催。日系人、日本人だけでなく、さまざまな人種の人々にも日本の伝統を知ってもらおうとする取り組みもみられた。【吉田純子、写真】

 フェイスプリントをしてもらう女の子。完成するまでジッと我慢


フェイスプリントをしてもらう女の子。完成するまでジッと我慢

 会場には照り焼きチキンやソーメン、団子、かき氷、チリドッグなどロサンゼルスのお盆祭りには欠かせない食べ物の屋台が並び、多くの人が列をなしていた。こうした屋台は檀家がボランティアとして手伝っており、売上げは寺に寄付されているという。
 多くの人に盆踊りを知ってもらうため、開催前にはポスターを作成するほか、フェイスブックなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も活用して参加を呼び掛けている。
 そうした取り組みが功を奏してか近年では参加者も日系人だけでなく、さまざまな人種の人々も増えてきた。こうした背景を受け、今年初めて仏教を紹介する講演会を実施。仏教に馴染みのない人や、仏教観に興味をもっている人が集まり、参加者は僧侶の話に真剣に耳を傾けていた。
 エンターテインメントでは太鼓や歌、ウクレレ演奏などがステージで披露され、会場を盛り上げた。また両日ともにお茶会が催され、日本の伝統文化も紹介された。

 盆踊り開始前に法要する伊東憲昭輪番


盆踊り開始前に法要する伊東憲昭輪番

 盆踊り開始前には、先祖を供養する万灯会法要が行われ、来場者はみな手を合わせ先祖に感謝し祈りを捧げた。
 浴衣姿の老若男女や、法被を着た人の姿もあり、太鼓の音頭とともに待ちに待った盆踊りが始まると、子どもから大人までみなが輪を作り、盆踊りを楽しんだ。
 今年はリトル東京コミュニティー協議会(LTCC)が小東京の魅力を多くの人に知ってもらおうと同月29、30、31の3日間にわたり食の祭典「Delicious Little Tokyo」を開催。
 参加者が小東京にあるレストランなどを周り、日本食や日本酒、日本茶などを堪能できるイベントで、同イベントにお盆祭りも加わっていたことも重なり、同イベント参加者の姿も多くみられ、「例年より多くの人で賑わっているようです」と東本願寺の伊東憲昭輪番は話す。そのため日系人、日本人以外の参加者も多く、例年以上に盛り上がりをみせた盆踊りになったようだった。
 万灯会法要で先祖に祈りを捧げる参加者たち


万灯会法要で先祖に祈りを捧げる参加者たち

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