関係者50人集め、キックオフ:10日、アルハンブラで開催

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アジア系中小企業エキスポ

アジア系中小企業エキスポのキックオフイベントで、成功を期す関係者ら。左からAPIのロン・フォング部長、SBAのビクター・パーカー局長、ジュディ・チュウ連邦下院議員

アジア系中小企業エキスポのキックオフイベントで、成功を期す関係者ら。左からAPIのロン・フォング部長、SBAのビクター・パーカー局長、ジュディ・チュウ連邦下院議員

 10日(土)午前9時から午後1時まで、アルハンブラのアルマンサーコート(700 S. Almansor St.)で開かれる、第17回「アジア系中小企業エキスポ」のキックオフ・レセプションが8月31日、関係者約50人を集め、アーケディアの大型ショッピングモール内で開かれた。来賓があいさつに立ち、拡大するアジア系の中小企業の果たす役割の重要性を述べるなどし機運を高めた。

 イベントは「アジアン・パシフィック・アイランダー(API)」が主催。日本、中国、韓国、タイ、フィリピンの5カ国系の地元コミュニティーがコラボレートし、それぞれ1団体が協賛する。日系は「リトル東京サービスセンター(LTSC)」が担当し、日本人企業家の参加を呼びかけている。
 今年のテーマは、「ビジネス拡大のレシピ」。内容は食品産業やレストランの経営者に適しているため、それらに従事する人の参加を特に勧めている。工場経営や店に関する法的なワークショップから、オンラインビジネス・マーケティングの展開・活用、ネットワーキングまで幅広くカバーする。
 APIの中小企業プログラム部のロン・フォング部長によると、地元アジア系のビジネスの成長を受け、同エキスポは年々規模を拡大し、昨年約700人が参加、今年は過去最高の45社がブースを出し、800人以上の来場を見込んでいるという。フォング部長は、アジア各国から移民した起業家の多くが英語での意志疎通にハンディキャップがあるため必要な情報が得られず、商機を逃すこともあると指摘する。だが「このエキスポでは、母国語で貴重な情報を得ることができるのが特徴」と、イベント開催の意義を強調。講演やワークショップなどさまざまなプログラムを設け、中小企業家にとって重要な雇用や最低賃金などのビジネスに関する情報や規制、法律の改正などの最新の知識が得られる上に、「他では見ることができない、5つのアジア系コミュニティーを結ぶ役目も担っている」と胸を張る。
 加州第27区選出のジュディ・チュウ連邦下院議員は、同エキスポに毎年のように参加しているといい「さまざまなプログラムがあり、講演では経験豊富な講師がビジネス成功について語る。中小企業にとって有益な情報が得られる」と評価する。アジア系の経済については「どのコミュニティーも中小企業が支えている」と指摘し「このエキスポでは、5つのアジアのコミュニティーが参加し助け合っている。みんなが成功を収めてほしい」と願う。
 ビクター・パーカー・米中小企業庁(SBA)ロサンゼルス局長は、同エキスポについて「参加者はセールスやマーケティングを強化させ、ビジネスプランの発展に役立てることができる」と話すとともに、「アジア系の中小企業は、雇用で同じ人種だけでなく、他の人種も採用し、地域の雇用創出にも寄与している」と評価する。同庁がAPIに資金を提供しているとし「地元アジア系の中小企業が事業を拡大し、成功するための支援を行うことを誇りに思う」と述べた。
 LTSCの川口容子・中小企業担当相談員は、日本人に参加を呼びかけている。「一社一社回って営業活動するよりも効率がよく、ネットワークを広げるチャンスである。アメリカでのアジアンパワーを感じながら、自社を売り込み、事業の拡大につなげてほしい」と期待を寄せる。
 エキスポの入場は無料だが、事前登録が必要。登録のウエブサイト—
 www.apisbp.org/expo
 詳細は、リトル東京サービスセンターの川口さんまで、電話213・473・1658。 メール— 
[email protected]
【永田潤、写真も】

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