小田会長が3年目続投:カラオケやラッフルで親睦

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鹿児島県人会新年会

乾杯する鹿児島県人会の親睦会の参加者。右端が小田会長夫妻

 南加の県人会で最古の歴史を誇る鹿児島県人会は、2017年度総会を11日夜、ガーデナの中華レストランで催し、小田和男会長の3年目続投が決定した。新年親睦会には96人が参加し、薩摩特産の焼酎で乾杯し、輪になって小原節を踊るなど郷土文化を前面に押し出し、今年1年の活動に向けて団結を強めた。

 開会のあいさつに立った小田会長は「みなさんが手伝ってくれたからこそ2年間、務めることができた」と謝意を表した。3年目について「1年の約束が2年になり、2年の約束が3年目になった」と、役員の期待に応えたことを強調。昨年の活動を振り返り、150人が参加したピクニックは「若い人も多く、本当にうれしかった。今年も盛大にやりましょう」と呼びかけた。

あいさつに立つ小田会長

 県人会は、県からの訪問を歓迎しており昨年は、高校生36人との夕食会に参加したという。茶所の志布志の市長、市議らとの会合に出席した小田会長は「養殖うなぎと並び全国屈指の生産量の鹿児島のお茶を世界に売り込まなければならい」と力説し、県産品の紹介の協力を求めた。来年11月に鹿児島で県人会の世界大会開催が検討されているといい「多くの参加を」と呼びかけ、来年はまた「NHK大河ドラマの主人公は、西郷隆盛だ」と唸り、今後も母県とともに歩む姿勢を示した。
 各部会の会長があいさつに立ち、活動を説明した。ヘリテージ・クラブのグレース岩下さんは、活動は諸事情により困難となっているというが「できる限りのことをして、新たなことにも取り組みたい」と意欲を示した。山口弘・鹿児島ファンデーション会長は、会員子弟の育成を目的とした奨学金授与と鹿児島への派遣プログラムの重要性を説き、会員の理解と協力を求めた。
 川口吉則顧問が、乾杯の音頭をとり祝杯を挙げた。食後はラッフル抽選やソロにデュエットのカラオケ、県人会所属の「カルカン・コーラス」を楽しんだ。カルカンは、県人会の催しや県人会協議会主催の演芸会に備えて毎月練習しており、息はぴったり。「365日の紙飛行機」を元気よく歌うと、参加者は乗りのいい曲に合わせて手拍子をとり「とってもいいよー」「AKBよりもかわいいよー」などと叫び、歌詞の意味の分からない日系人も「とても明るい曲で、いいメロディーだ」と誉め盛り上がった。

握手を交わす(左から)小田会長、新会員の樋高さん、南加県人会協議会南加県人会協議会新会長の西元さん

 新会員の樋高リオさんが自己紹介し、温かい拍手で歓迎を受けた。樋高さんは、WBCアジアヘビー級王者で、世界王者を目指し渡米した。大阪出身だが、祖母が大根占町出身なことから、このたび入会した。先祖を敬い、自身のルーツ鹿児島に誇りを持ち、大阪の鹿児島県人会にも所属していたという。県民と親睦を深め「久しぶりに鹿児島弁を聞き、親しみを感じた。みなさんと和むことができよかった」と喜んだ。会員から「頑張って下さい」「鹿児島だけでなく、九州出身者全員で応援したい」などと励まされ、写真撮影のリクエストにも応じ「応援されて力が沸いてきた。世界チャンピオンになってお返ししたい」と誓った。
 今年度の南加県人会協議会の会長に奄美出身の西元和彦さんが就任した。鹿児島から輩出された協議会の会長は最多で西元さんは、山口勇一郎さん、二町司さん、タック西さん、中村達司さん、川口吉則さん、岩下寿盛さんに次ぎ7人目。西元さんは紹介を受け、前途を祝す大きな拍手に手を挙げて応えた。
 年間を通して活動する鹿児島県人会は、新年会を皮切りに、バレーボール、ピクニック、ゴルフ大会などで親睦を深めている。小田会長は「子どもから大人、お年寄りまでが楽しめる1年にしたい」と抱負を述べた。【永田潤、写真も】

「365日の紙飛行機」を元気よく歌うカルカン・コーラス


輪になって小原節を踊る参加者

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