東日本大震災から6年:追悼集会「Love to Nippon」開催

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「花」と復興支援ソング「花は咲く」を合唱する南加日系合唱連盟のメンバー


 2011年3月11日に発生した東日本大震災から6年を迎えるのを前に、ロサンゼルス市警察(LAPD)で5日、追悼集会「Love to Nippon」が開催された。市民が訪れる中、慰霊祭が行われ、当地ロサンゼルスから被災地に向けて祈りを捧げた。【吉田純子、写真も】


ロサンゼルス仏教連合会の僧侶たちによる合同追悼法要

 追悼集会は東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興に向けて被災地を支援する目的で行われている。震災の翌年12年から始まり、今年で6回目を迎えた。
 今年の式典は昨年4月に発生した熊本地震の犠牲者への追悼の願いも込められており、式典では神道、仏教、キリスト教、ユダヤ教による追悼慰霊祭が行われた。
 式典に出席したロサンゼルス郡消防局のアンダーソン・マッケイ消防指令長は、東日本大震災を教訓とし、いつ大地震が起きてもおかしくないといわれる南カリフォルニア地区で、大地震への備えの重要性を市民に訴えた。
 式典では南加日系合唱連盟が「花」と復興支援ソング「花は咲く」を合唱。会場からも歌を口ずさむ人の姿が見られた。
 日本に一時帰省中に宮城県気仙沼市で被災したマリナデルレイ在住の鵜浦真紗子さんは、「震災から6年が経った今も苦しみが消えることはありません」と話す。
 自身も5年経てば元気になれると思っていたが、5年が経過した今、震災が風化してきているのを感じ、その現実が辛く残念だと語る。


献花堂に花を手向け祈りを捧げる参加者

  20年には東京オリンピックが開催されることから「(その時は)東北にも来てほしい。やはり東北に来て、東北との関わりを作ってもらってからはじめて前向きになれる」と力を込めた。
 当日は雨天のため急きょLAPD内で式典は行われたが、屋外広場には献花堂が設置され、花を手向け祈りを捧げる参加者の姿もあった。
 会場には震災の様子を伝える写真のほか協力団体のブースも設置され、太鼓やジャズ演奏、剣道のデモンストレーションなども行われた。

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