不法移民の逮捕:トランプ政権後33%増加

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 トランプ政権が発足してから、逮捕した不法移民は発足前の前年同時期と比べ33%増加し、おもに犯罪歴のない不法移民が大半を占めていたことが、CNNなどが実施した統計結果で明らかになった。【吉田純子】

 移民税関捜査局(ICE)は政権発足後の1月20日から3月13日までに2万1362人の不法移民を逮捕した。前年同時期と比べると33%増、2015年比では18%増加し、うち5441人は犯罪歴がなかった。オバマ前政権時の15年、16年と比べると犯罪歴のない不法移民の逮捕者数は2倍以上増えている。
 オバマ前大統領は幼少の頃に親に連れられて不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる不法移民に対しては、12年に合法的な滞在を認める大統領令を発令。こうしたドリーマーは全米におよそ75万人いるとされる。またオバマ前政権下では犯罪歴のある不法移民を優先的に強制送還の対象としていた。
 米国の不法移民は1100万人超といわれており、トランプ大統領は不法移民の強制送還の対象を拡大するなど、不法移民対策の強化を打ち出している。2月上旬にはLAをはじめニューヨークやシカゴなどで不法移民の一斉摘発が行われ、680人以上が逮捕されている。

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