尚道会:春季吟詠大会を開催

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会歌斉唱する吟士たち


 国峯流詩歌吟詠・峰月流吟舞尚道会(大迫国浄・南加地区理事長)の春季吟詠大会が4月30日、ロングビーチ市のハーバー日系人会館で開催された。およそ20人の吟士が参加し、吟士たちは日頃の練習の成果を披露した。

 同会は1年に2回、春と秋に吟詠大会を開催。南加地区にはシールビーチ、ニューポート、モントレーパーク、ロングビーチ、コスタメサ、サウスベイ、日蓮の7支部があり、生徒たちは各支部の師範のもと、日々練習に励んでいる。


「日頃の勉強の成果を発揮してください」と吟士たちに呼び掛ける大迫理事長

 大迫理事長は開会にあたり「勉強の成果を発揮して下さい」と生徒たちに呼び掛け吟詠大会は始まった。
 「初伝」からはじまり「中伝」、「奥伝」、「皆伝」、「総伝」、「準師範」、「師範」の順にメンバーが吟じていった。
 同会では年々生徒数が減少。一時は300人程メンバーがいた時もあったというが、現在は生徒の高齢化も目立ち始め、毎回教室に出向くのが困難になり、辞めていく人も増えてきているという。
 「若い世代に詩吟に興味を持ってもらいたいが、現実はなかなか難しい」と大迫氏。それでも吟じる時は複式呼吸をするため健康にもいいと日々魅力を伝えている。また漢詩だけでなく、歴史も勉強しながら吟じていくため、知識が深められるのも魅力のひとつと力説する。
 メンバーにも尚道会の一員であることに誇りに感じ、これからも日々精進してほしいと訴える。「尚道会の詩吟の節は他の流派に比べると多く、聞く人には聞きごたえのある吟になる。詩吟は節が多くなればなるほど難しくなるが、習得すればより一層吟じることが楽しくなると思う」と力を込めた。
 吟詠大会では師範3人による連吟も披露され、生徒たちは吟士たちの吟詠に聞き入っていた。【吉田純子、写真も】

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