アジア系人権団体:DACA更新呼び掛け

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トランプ大統領のDACA撤廃表明を受け、6日に記者会見を行ったAAAJ―LAのメンバーとロサンゼルス郡のヒルダ・ソリス参事官(右から3人目)ら
(Asian Americans Advancing Justiceロサンゼルス支部より)


 16歳未満の若年期に親に連れられて米国に不法入国し、継続して米国に滞在している若者に対して、オバマ前政権が2012年に導入した移民救済措置「DACA(Deferred Action for Childhood Arrivals)」をトランプ大統領が撤廃表明したことを受け、アジア系米国人の人権団体「Asian Americans Advancing Justice(AAAJ)」は対象となっている若者を支援するため、DACAの更新手続きの無料サポートを実施すると発表した。【吉田純子】

 DACAは重大な犯罪歴がなく、米国で教育を受けていることなど、一定の条件を満たしている移民の若者に対して強制送還措置を一時的に延期し、その間就労許可証を与える措置。
 DACAに登録した若者は「ドリーマー」とよばれ、AAAJによると、DACA登録者は全米で80万人近くいる。うちカリフォルニアには20万人以上いるとされる。特に南カリフォルニア地区は移民が多く暮らす地区として知られており、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校では800人から1千人のDACA登録者が学んでいるとされる。アジア系は12年から17年までに1万6千人以上がDACAに登録している。
 今回、トランプ政権がDACAの撤廃を表明したことで、新たなDACAは申請できなくなる。しかし、現在就労許可が与えられている若者は期限内までは働くことができる。また就労許可が9月5日から半年後の18年3月5日までに切れる若者は就労許可を延長することができる。しかし10月5日までに更新手続きの書類を提出しなければならない。
 こうしたことを受け、AAAJ・ロサンゼルス支部(AAAJ―LA)は6日、記者会見を行い、来年3月5日までに就労許可が切れる若者に対して、10月5日までに更新手続きを済ませるよう呼び掛けている。またAAAJ―LAでは9月の毎週木曜日、無料で更新手続きの手伝いを行っている。詳細はホームページ―advancingjustice-la.org/。

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