LA郡:A型肝炎が流行、注意呼び掛け

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LA郡の感染者はいずれもシェルターや路上で生活するホームレス。当局は感染者が確認されたエリアでの道路洗浄作業を実施している

 ロサンゼルス郡公衆衛生局は19日、同郡におけるA型肝炎の流行を宣言。注意を呼び掛けている。【吉田純子】

 LA郡ではこれまでに10人の感染者が確認されている。感染者はいずれもシェルターや路上で生活するホームレスだという。
 サンディエゴ郡ではA型肝炎に感染しこれまでに16人が死亡、感染者は450人おり、同郡は1日に非常事態を宣言していた。またサンタクルーズ郡でも70人の感染者が報告され、LA郡でも警戒を強めていた。
 A型肝炎はA型肝炎ウイルスによる感染症で、感染力は強く、便の中に排出されたウイルスが人の手を介して飲食物などを経由し口から感染する。カキなどの生の魚介類や、衛生状態の悪い地域では生水から感染することもある。
 感染すると、2~7週間の潜伏期間があり、発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐などの症状が現れる。特別な治療法はなく、感染した場合は安静にしていることが求められる。
 LA郡公衆衛生局によるとワクチン接種がもっとも効果的な予防策であるとしており、ホームレスの人々には無料でワクチン接種を受けられる機会を提供しているという。また感染者が確認されたエリアの道路の洗浄作業も行われている。

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