ジカ熱、LA郡で感染者:性的接触から感染か

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ジカウイルスを媒介する蚊


 ロサンゼルス郡公衆衛生局は4日、性的な接触から感染したとみられるジカ熱の感染が同郡で初めて確認されたと発表した。【吉田純子】

 ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、発熱や発疹などはしかに似た症状を引き起こす。
 感染者の男性は、昨年11月初旬にメキシコを旅行した際に感染したとみられており、帰国後、交際相手の女性にも感染が確認された。女性は旅行には同行しておらず、性的な接触で男性から直接感染したとみられている。
 ジカ熱は感染すると1週間ほどの潜伏期間の後、発熱や下痢、関節痛などの症状が現れる。現在までのところワクチンなどの治療薬はないが、3〜7日ほどで治癒する。妊婦が感染すると、母体から胎児に感染することがあるという。感染しても80%の人には症状が現れないが、まれに死に至る場合もあるという。
 同局によると、同郡に生息している蚊からはジカウイルスは検出されていない。
 2015年からの調査によると、同郡ではこれまでに122件のジカ熱感染が確認されている。うち121件がジカ熱が懸念されている地域を旅行した際に、現地の蚊から感染したという。
 同局によると、メキシコや中南米では今もジカウイルスが確認されているとして、渡航者には注意を呼び掛けている。

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