加州各地で山火事:ブラウン知事、非常事態を宣言

0

 カリフォルニア州各地で現在、山火事が多発している。北加レディング市近郊では23日に山火事が発生し、27日までに消火活動にあたっていた消防隊員2人が死亡。加州消防局によると、これまでに4万4450エーカーが延焼し、鎮火はわずか3%にとどまっている。【吉田純子】

 「Carr Fire」と名付けられた同山火事は26日から27日にかけて一晩で延焼面積が2倍に拡大。住宅など65棟が全焼し、55棟が損壊した。周辺の5千世帯が今も火の手にさらされており、住民には避難命令が発令された。こうした事態を受け、ジェリー・ブラウン知事は26日、非常事態を宣言した。
 レディングはシャスタ郡にある人口およそ9万人の街。山火事を報じていた地元テレビ局にも火の手がせまり、避難を余儀なくされる事態となっている。
 一方、南加地区のリバーサイド郡アイドルワイルドでも25日に山火事「Cranston Fire」が発生し、これまでに1万1500エーカーが延焼し、600世帯が火の手にさらされている。
 この山火事でテメキュラ在住の男(32)が放火容疑で逮捕された。
 25日正午から山火事の影響で一部が閉鎖されているヨセミテ国立公園では、これまでに4万5911エーカーが焼失。閉鎖されたのは公園中心部に位置しビジターセンターなどがあるヨセミテバレーのほか、公園南側の入り口付近にあるマリポサ・グローブやワオナで、閉鎖にともない訪問客や同地域にあるキャンプ場、ホテル利用客も立ち入りが禁止された。閉鎖は29日まで続く予定。夏は同国立公園がもっとも訪問客でにぎわう時期だが、閉鎖にともない、ホテルやキャンプ場などの予約およそ1千件がキャンセルされた。

Tags

Share.

Leave A Reply