帰国のごあいさつ

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 ごあいさつ。今月後半に母国日本に帰国します。住まいは東京です。約40数年の米国生活は挑戦とドラマと楽しさに満ちたものでした。幸運に恵まれていたと感謝あるのみです。米国では夫婦でやりたい事やるべき事を全部やった思いで、やり残し無し、悔い無しです。子育て、子の孫育ての手伝い。会社を設立して航空宇宙器機の日本への輸出の仕事を30数年。子供たちを連れて米国中を旅行し、また夫婦でLAから世界各地へ旅行もたくさん出来ました。日本へも毎年2回は両親の顔を見に、また自分たちの顔を見せに里帰り旅行、70数回は行ったかな。その都度折角の日本、北海道から沖縄まで各地の美しい土地と人々を訪ねて旅行もしました。米国の生活を夫婦で苦楽の山坂を越えながらたくさん楽しみました。
 そして何より南加の地域社会でたくさんのボランティア活動に参加でき、そこでさまざまな人々と出逢いたくさんの素晴らしい仲間や友人を得られたこと、それは僕にとって最も価値ある宝物になりました。夫婦で人生の中核の時期を米国で幸せに過ごせたのはたくさんの友人のおかげです。
 人生晩年、これから愛する母国日本に帰り、美しい日本の国土の上に立ち、大好きな日本の文化と風土に包まれて日本を思う存分味わい、自分の時間を楽しみたいと思います。里帰りの度にいつも「オレの国」と思った日本で自分がすべきことを行動して今後の人生を全うしたい思いです。それが出来ればもう何も言うことは無しです。日本に帰るのは動物の帰巣本能でしょう。行動するには帰るなら元気な内と考えました。
 子供や孫たちは、僕らが東京にいると日本へ気楽に泊まりに行けて世界が広がると喜んでいます。日本には小、中、高、大学を通じた友人がたくさんいます。彼らとは今迄は数年に1度会える程度でした。でも会った瞬間に「お前、オレ」のツーカーの世界に戻ります。母国の旧友たちとの交友が楽しみです。米国の友人とは日本や米国で再会したいです。そして本欄は今後も日本から続けます。
 思いやる八重の汐々、いずれの日にか国に帰らん、の時が来ました。読者皆さまのご健康と末永いご多幸を祈念します。【半田俊夫】

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