はしか拡大で隔離措置:UCLAとCSULA

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 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)とカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(CSULA)で25日、はしかの感染拡大を阻止するため学生や教職員を対象に隔離措置をとったと発表した。26日までに隔離措置がとられたのはUCLAでは学生と教職員およそ50人。CSULAでは学生550人と教職員106人にのぼり両校では警戒を強めている。【吉田純子】

 ロサンゼルス郡公衆衛生局は22日、UCLAの学生1人がはしかに感染していることを確認。大学当局はその学生がはしかに感染した状態で今月2日、4日、9日の3日間、Franz Hall とBoelter Hallで行われた授業に出席していたことを確認した。学生はキャンパス内の他の建物には入っていないという。
 CSULAでは、今月11日にはしかに感染していた人物が同校の図書館を訪れており、キャンパス内の図書館ではしか感染が拡大した可能性があるとして、同日午前11時から午後2時までの間に図書館を利用した学生と教職員は大学側に報告するよう呼び掛けている。隔離の対象になっているのは予防接種を受けたことが確認できていない学生と教職員だという。
 CSULAの図書館の利用者数は1日およそ2千人もいることから、これまでのところ正確な感染者数は把握できていないという。
 全米でははしかの感染者数が今年に入り700人を超え、過去25年間で最多レベルとなっている。
 これまでにもっとも感染者数が多いのはニューヨーク州で全体の3分の2を占める。カリフォルニア州では25日までに38人の感染者数が報告されており、うちロサンゼルス郡では10人が確認された。
 カリフォルニア州公衆衛生局によると同州のはしか感染者の76%以上が予防接種をうけておらず、うち14人はフィリピンやタイ、インド、ウクライナを旅行しており渡航先で感染したとみられている。
 はしかは発熱や咳、鼻水、発疹などの症状を引き起こす。またごくまれではあるが肺炎などの症状がでることもあるという。
 疾病予防管理センターでは子どもの時に病気にかかっていた人を除き1歳以上であれば誰でも予防接種を受けることを推奨している。はしかの予防接種は1960年代に広まり安全かつ有効であるとされ、以後、感染者数は急激に減少。米国では2000年に撲滅が宣言されていた。

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