和製英語

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 ネイティブには通じない和製英語が、日本では日常的に使われている。
 襟が付き前をボタンでとめるシャツを総称してワイシャツと呼ぶが、語源はホワイトシャツ。「 wh 」で始まる英単語はホから書かれる場合が多く、ホワイト以外ではホイール、ホイップ、ホワイ、ホワットなど。会話ではほとんど発せられない「ホ」が片仮名では表記される。ネイティブの発音で「ホ」と「ト」は聞きとられにくく、ワイシャツになったのだろう。
 ジーンズは半世紀ほど前まではジーパンと呼ばれていた。いまだにジージャンは使われているように思う。そうジーンジャケット 。なおパンツやブルゾンなどに使われているチャックも英語のようだが、「きんちゃく」をもじった造語。英語ではzipperもしくはfastenerだ。
 小麦粉は以前メリケン粉とも呼ばれていた。メリケンとは西洋のことかと思っていたが、アメリカ人が発音する「アメリカン」をちょっと聞きだとメリケンに聞こえる。前述の「ホ」同様で最初の「ア」が聞き取られずメリケンになったのだろう。
 ちなみにアメリカでは強力粉がbread flour、中力粉はall purpose flour、薄力粉がcake flourのはずだが、料理の前にご確認ください。ビールを注ぐジョッキはbeer mug 。日本で言うピッチャー、beer jugがなまったもの。
 電化製品を差し込むコンセントはoutlet。OL(オフィスレディー)、サラリーマンは和製英語で同義語はない。野球など夜の試合をナイターと呼んでいるが、これも英語はnight game 。カンニングは英語でずるいという意味のcunning。英語ではcheating。ガードマンはsecurity guard。ホッチキスはアメリカのステイプラー製造会社のHotchkiss Paper Fastenerからきたようだ。車のクラクションもメーカーの名称で、英語ではhorn。ボンネットは英国では同じだがアメリカではhood。ガソリンスタンドはgas station。
 トランプはplaying cards。現大統領とも無関係!【清水一路】

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