「日本の真ん中」、名古屋を体感:LAと姉妹都市提携60周年

0

ビバリーヒルズで記念イベント

 ロサンゼルス名古屋姉妹都市委員会(LANSCA、テルコ・ワインバーグ委員長)は3月25日、両市の姉妹都市提携60周年を記念するイベントの一環として、「エクスプロア名古屋2019」をビバリーヒルズ中心部のペイリー・センター・フォー・メディアで開催した。名古屋市観光文化交流局の山田牧男さん、杉本明子さんをはじめ、地元企業6社がロサンゼルスを訪れ、LANSCAと共に観光PRに努めた。 

ゲストを案内するLANSCAのワインバーグ委員長(右)

 ビバリードライブに面した3階建ビルに設置された特設会場では、特産の鶏肉・鶏卵「名古屋コーチン」、「金印わさび」製品、「ゆかり」海老煎餅、「伏谷商店」のちょうちんや和紙でできた電球カバーなど、名産品のパンフレットや試食品が展示された。
 会場の一角では、「妙香園」のお茶と「青柳総本家」のういろうがもてなされ、来場者は名古屋の伝統の甘味を味わった。

サムライショー出演の俳優から刀を借りてポーズを決める来場者

 名古屋城本丸御殿が描かれたスクリーンの前では、徳川の文化にちなみ、演劇集団「BURAI」によるサムライショーがスタート。来場者は迫力ある殺陣のアクションを大いに楽しんだ。

 屋上に設けられたレセプション会場では、 和太鼓演奏の響く中、フレンチ・ジャパニーズ「メゾン・アキラ」の広瀬あきらシェフによる名古屋特産の食品を使用した特別メニューが振る舞われた。
 広瀬さんは自身の両親が愛知出身ということもあり、幼少の頃から八丁味噌に親しんできた。「京都出身だけど赤味噌がすっと入ってくる」という。

金印わさびを使用したキャビア(右)と貝柱の前菜


 名物のきしめんや、金印わさび使用のまぐろのポケ、名古屋コーチンの手羽煮など、 視覚も味覚も絶妙さが際立つ一品が並んだ。
 今回のイベントのために名古屋の酒も空輸され、日本酒ファンを愉しませた。
 発信力のあるゲストとしてこの日招待されたのは、当地でも大人気の日本のリアリティ番組「テラスハウス・ハワイ」に出演した福山智可子さん、コスプレーヤーのリサさんとリコさん、ジャパンハウス館長の海部優子さんなど多数。

 試飲コーナーで名古屋の銘酒の説明を聞くゲスト

ワインバーグ委員長は「名古屋は東京と大阪の間、日本の真ん中に位置するということをアピールし、知名度をさらに上げていきたい」と述べた。イベントをビバリーヒルズで開催したことについては、「名古屋観光のターゲットと考えているのは、一度日本を旅行したことのある人たち。東京や関西を訪れたことのある富裕層に、『次は名古屋へどうぞ』と紹介したい」と意気込みを語った。
 杉本さんは5年前にLAのモール「グローブ」で開催された姉妹都市55周年イベントに9500人以上が立ち寄ったことを挙げ、「60周年の10月のイベントでも、オープンな会場でより多くの一般の方に姉妹都市名古屋を体感してもらえるよう努めたい」と力を込めた。
 LANSCA理事のアーネスト飛騨さんは、「ロサンゼルスの姉妹都市第一号が名古屋。今年で60周年になるのはすばらしい。ボランティアで構成されるLANSCAがここまで継続してきたことも誇り高い」と語った。
 ワインバーグ委員長によると、昨年から準備を進めてきた姉妹都市60周年の記念行事は今回が第1回目。10月には何十万人もの人で賑わう名古屋祭りで第2回、同月26日には市長や県知事がLAを訪れ、記念行事の第3回を盛り上げる予定。 【麻生美重、写真も】

名古屋PRのレセプションに参加した右から「テラスハウス」出演の福山さん、ワインバーグ委員長、ジャパンハウスの海部館長

Share.

Leave A Reply