大谷翔平選手と近藤麻理恵さん:ビッグセレブリティーを招待

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南加日米協会110周年記念晩餐会

大谷翔平選手(写真左)と近藤麻理恵さん(同右)

 1909年の創立以来、日米友好の懸け橋となってさまざまな活動を展開する「南加日米協会」は今年、110周年を迎えた。その記念ディナー&ゲイラ祝賀会(7月11日夜、アナハイム・エンゼル・スタジアム)に大谷翔平選手と近藤麻理恵さんという米国で最も有名な日本人ビッグセレブリティーを招待する。2人を招いたダグ・アーバー会長が、ともに性格がよく、好感度抜群の2人の魅力を紹介しまた、同協会の活動の意義を説いて協力を求めイベントへの参加を呼びかける。【永田 潤】

米国人に影響を与える2人
アーバー会長が力説

 今回のディナーは私、ダグ・アーバーが会長を務める日米協会が主催する数ある年間イベントの中で最大のファンドレイジングである。ショーケースとして「国際市民賞」(=International Citizens Award、1961年に創設され、日米のさまざまな分野で活躍する人物や組織に贈る権威ある賞)を毎年授与している。各分野で意義ある活動を行い、日米関係に大きな貢献をした人物と企業(1人と1組織または複数人・組織)を表彰するユニークな賞であり、たいてい日系と米系を選出している。
 今年の受賞者は、ともに日本から海を渡りアメリカ・南カリフォルニアに暮らして活動し、米国人に支持され影響を与えている2人。アナハイム・エンゼルスの大谷選手と片づけコンサルタントの近藤さんを招くことができてとても光栄に思う。

アメリカ人の模範に
新人王に輝いた大谷選手

大谷翔平選手

 大谷選手は、日米で活躍し野球選手のロールモデル。一昨年暮れにエンゼルスと契約した時は、ビッグニュースになり、われわれ地元は興奮した。鳴り物入りで入団した大谷選手を米メディアは大きく取り上げたが、春季練習キャンプではアメリカンベースボールになかなか適応できずに結果を出せず、批判するメディアもいた。だけどシーズンが開幕すると投打の「二刀流」で、メディアが手の平を返すほどの信じられない活躍をし、新人王に輝いた。野球を通してアメリカ人のロールモデルとなり、日米関係に寄与している。強力な磁力を持ち、地元ロサンゼルスの日本人を引きつけている。日本からもロサンゼルスにこのスーパースターの活躍を見るためだけに来るファンもいて驚く。
 自動車レースのインディ・ドライバーの佐藤琢磨選手もアメリカで活躍し、日米関係に貢献している。国際市民賞を贈った2年後に米最大のレース、インディ500で日本人で初めて優勝し、その秋にはわれわれのゴルフ大会でプレーしてくれた。昨年、アナハイム球場で始球式を行った時に大谷選手と顔を合わせた。ともに日本から来た「スーパー文化親善大使」だと確信した。
 大谷選手は、けが(昨年手術した右肘)を治して来季からは投手と打者の両方でまた活躍してほしい。MVPを獲る才能を持っているので、オールスターゲームにも選ばれてプレーし、ワールドシリーズでも勝ってもらいたい。

日本スタイルの近藤さん
米国人の心をとらえる

近藤麻理恵さん

 「こんまり」こと近藤さんは、多くの著書(世界40カ国以上で翻訳・出版されている)を持ち、ミリオンセラーの著者となって成功して国際的に有名で、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ロンドン・タイムズ、ボーグ・マガジンなどで特集され、雑誌「TIME」でも「世界で影響力のある100人」に選ばれたほど。3年前に近藤さんは、旦那さんと一緒に日本での成功を引っ提げて渡米し、ハリウッド、そして世界に目を向けて活動している。
 米動画配信大手の「ネットフリックス」の番組にも出演している。番組では英語を話さないが、カンザス州などの地方に住む人々の心をとらえていて驚く。ショーの視聴者は、近藤さんが日本語で説明しても気にはかけず、近藤さんの才能と日本スタイルの片付け術に魅了されている。アメリカ人の多くは日本とは何のコネクションもないと思うけど、近藤さんは、それらの人々の心をとらえているからすごい。ショーを見たことで、それまで日本につながりが一つもなかった人々が、文化など日本の様式に興味を持つようになったことだろう。

大谷選手の招待を提案
ニットータイヤ水谷会長

 このたびのイベントは、プレゼンティング・スポンサーになってもらい、ずっと支援をしてもらっているニットータイヤUSAと同社会長兼CEOの水谷友重さんの大きな協力で開くことができる。
 ニットータイヤと日米協会の関わりは、同社のプロジェクト(第2次大戦中に強制収容など不当な扱いを受けた日系米国人を擁護した元コロラド州知事のラルフ・カーを顕彰)を世話した藤崎一郎元駐米大使が取り持ってくれた。そして、日米協会名誉理事のナンシー・ヒロモトさんが構想していた料理の鉄人・坂井宏行を日米協会主催のゲイラディーナーに招聘する案を同名誉理事テリー・ハラさん(元LAPD副本部長)のリーダーシップの下で2012年に催し、ニットータイヤがスポンサーとして協力しイベントを成功させたことでいっそう関係は深まった。
 大谷選手の招待も水谷さんのアイデアで、日米協会を新たな上のレベルに押し上げてくれた。大谷選手を呼んで多くの日本人に参加してもらい、日米協会の活動を理解してもらおう、と励ましてくれとても感謝している。

豪華なディナーを約束
より多くの人々の参加を

創立110周年記念晩餐会の参加を呼びかけているダグ・アーバー南カリフォルニア日米協会会長

 大谷選手と近藤さんの参加は、エージェントを通して打診し、快諾してもらいとてもラッキー。近藤さんの父親は、大谷選手の大ファンなので参加を喜んでもらいうれしく思う。
 2人のビッグ・セレブリティーを同時に招待せずに、1人ずつ呼べばいいのに、もったいない、という声ももらった。だが、忙しい2人のスケジュールがわれわれのイベントの日にぴったりと合い、この絶好のチャンスを逃してはならないと即決した。2人そろっての参加で今までで最も豪華になるので、より多くの人々に参加してもらいたい。会員はもとより、一般の人にも来てもらい、楽しんでもらいたい。
 大谷選手が米国で野球以外の大きなディナーイベントに参加するのは、初めてと思うので、貴重な機会になる。ディナー会場は、シーズン中のためフィールドは使えず、ホームベースの後方のダイアモンドクラブになる。でも、翌12日の試合に備えビジターのマリナーズが練習する可能性が高いと聞いている。カクテル・レセプションとサイレントオークションの間に、今季加入し大谷選手と同郷で高校の先輩の菊池雄星投手を見せることができるかもしれないので期待している。 
 2人には、日米協会を支援する気持ちを持って参加してもらったことがうれしく、イベント後もずっと連絡を取り合って、いい関係を続けたい。ディナーでは、同じ南カリフォルニアを活動の場に選んだわれわれの会員と一般参加者に囲まれ、この夜を大いに楽しんでもらいたい。
 私ダグ・アーバーはまだ1度もこの2人に会ったことがない。だから、7月11日のディナーで実際に会うのをとても楽しみにしている。参加者の皆さんにも私と同様に興奮した気持ちを持って臨んでもらいたい。

 110周年記念晩餐会は7月11日(木)午後6時からレセプションとサイレントオークション。7時から祝賀ゲイラディナー。
 問い合わせはジョアンナ・目時さん、電話310・965・9050、内線104。メール―
 [email protected]

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