ドジャースに目をむけよう

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 2020年の東京五輪・パラリンピック開催まで1年を切り、世界各国の選手たちの代表権争いが本格化していて面白くなってきた。ホスト国として世界から注目を集める日本は今夏、五輪を占う各世界選手権に臨んだ。
 お家芸の柔道は男女ともに各階級で進撃を見せ、本番でのゴールドラッシュに期待がかかる。男子バスケは、身長2メートルを超し豪快なダンクシュートを決めるNBA選手2人を擁したベストメンバーをもってしても、世界の壁は分厚く、なかなか勝たせてもらえない。試練に耐えてほしい。
 女子ゴルフでは、初出場した全英オープンで勝った二十歳の選手も五輪を目指している。四大大会というひのき舞台に彗星のごとく現れ、日本選手として42年ぶりの快挙だった。英BBCは「スマイリング・シンデレラ」と絶賛。五輪に出て全英の再現を見せてもらいたい。東京五輪で初めて採用されるサーフィン、スケボー、スポーツクライミング、空手も、若い選手が次々に世界選手権で優勝していて頼もしい。おっと、五輪ばかりに目を向けていたので、地元の大リーグ球団をおろそかにしていたようだ。
 昨年の右肘手術から5月に復帰した大谷。そのリハビリのため今季は投打の二刀流を披露することはできなかったものの、打撃は3番を任されサイクル安打を記録するなど、チームには欠かせない存在となっている。来季の二刀流の復活が待ち遠しい。
 大谷の活躍で日本人はついつい、エンゼルスだけに目が行ってしまいがちだ。その1人の私は先日、ドジャー球場で今季初めてじっくりと見させてもらった。弱いエンゼルスとは違い、桁違いに強い。打線がつながり得点を重ね、継投は決まり抑えて、勝ちっぷりに貫禄が見られ西地区優勝はもうすぐそこ。
 一昨年と昨年に2年連続でワールドシリーズに進んだが、いずれも涙をのんだ。地力の差を痛感したが、今年は違う。三度目の正直で、やってくれるだろう。沖縄生まれでハーフ日本人を誇りとする監督、抑えに回った前田らに大声援を送ってほしい。【永田 潤】

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