海外日系人大会が開幕:天皇皇后両陛下ご臨席

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海外日系人大会に参加した各国の参加者。右から平林憲法さん、若尾さん、千葉前総領事

 第60回海外日系人大会が1日、開幕し世界各国から集まった日系人が「令和の日本と国際化の架け橋・日系社会」をテーマに3日まで、さまざまなプログラムをこなし親睦を深め、世界の日系人のネットワークを広げる。憲政記念館で行われた会合には約200人が参加し、天皇皇后両陛下がご臨席された。

 来賓が参列し、天皇陛下が祝辞を贈られ、全国知事会会長の飯泉嘉門会長(徳島県知事)、安倍首相の代読者が続いた。日系人代表でブラジルから参加したレナト石川さんが謝辞を述べ、世界各国から60回の記念大会を祝うビデオメッセージも紹介された。
 基調講演はアンジェロ・イシイ武蔵大教授が「在日日系30年の歩み日本の多文化共生社会」と題して行った。自身はブラジル生まれの2世で、出稼ぎ時代からの変遷とともに「きつい」「汚い」「危険」のいわゆる「3K」からから変わりつつある在日日系人の仕事の内容や役割、そして本国に戻った人たちの活躍、若者のネットワークなどを紹介した。
 参加者はブラジルとメキシコからが特に多く見られたが、ロサンゼルスからも数人が参加し、両陛下に謁見し感動を隠せない様子だった。LAにかつて在住した若尾龍彦さんや朝日新聞の元支局長の青木公さん、鈴木じゅんいち監督、岡野豊さんも参加し、また前総領事の千葉明さん(ASEAN政府代表部特命全権大使)の姿も見られ、近況を報告したり、思い出話に花を咲かせていた。

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