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日本の健康診断

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 医療と健康のこととなると日本の住民は国の国民皆保険の制度に守られているので暮らしの中に安心感がある。住んでいる東京の世田谷区から今年度の健診の書類一式がどさっと送られて来た。その話の前に先ず子供の医療については、少子高齢化の時代と言われる日本だが日本で子供の医療は只だからお母さん達は安心だ。先ず国民保険により医療費は基礎的にカバーされ自己負担額は親の収入により1割か3割だが、次にほとんどの地方自治体が競う様に残りを全部負担してくれるから結局親の負担はゼロになる。収入に拘わらず安心して子育てができる国なのだ。
 大人の例では例えば出産とか癌の手術など入院が必要な例では米国だと大体一泊、長くて二泊で退院して家に帰る。保険の関係だ。もっと何泊もいたければいられるが保険外になると目の玉が飛び出ると言われるような高額の支払いが待っている。日本の場合だとこれらの例では入院は当然に1週間が普通で国の保険がカバーする。日本の人には1、2日だけで退院するなど信じられないだろう。
 さて区の案内が来た検診は40歳以上の区民がたった5百円(5ドル弱)の自己負担で受けられるもので、その内容は各種コレステロール、血糖、尿酸など全15項目の血液検査、尿検査(糖、蛋白、潜血)、B、C型肝炎ウイルス検査、歯科検査と多岐に渡る。更に希望すれば肺ガン、大腸ガンの検査を受けられその追加費用はそれぞれ百円と2百円のみという低額だ。女性の子宮ガンや乳ガンの検査も希望者への追加費用は米ドルで7ドルとか9ドルという程度の安さだ。また、収入がなく生活保護を受けている家庭などの家族は全検診の自己負担が一切無料になる。
 もう一つ米国との事情の違いは、米国だと受診には大体は車を運転して行くが日本の都会の場合では家から歩く距離や範囲にそれこそ沢山の各種診療所や医療機関が存在するので、特別な大病院でも選ぶのでない限り歩いて行けるのが普通で、生活の中で気楽で簡単だ。日本の医療レベルは世界的にも高く先進的だから都市の日本人は恵まれた医療環境にいると言える。【半田俊夫】

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