小東京付近の前線で活躍:パンデミック中も緊急事態に対応

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赤十字ロサンゼルス災害チーム

消防車が多数駆け付け、一時騒然となったサンペドロ通りと3街。後方はコンドミニアム寺町。寺町の後には、前線で働くヒーローへの感謝のためにブルーにライトアップされたロサンゼルス市庁舎も見える

 新型コロナウイルスのパンデミックの中でも、緊急事態が止まることはない。同時に、赤十字の活動も止まらない。17日にロサンゼルスの小東京付近で起きた火災では、米国赤十字ロサンゼルスが、影響を受けた人々に支援を提供した。

小東京に隣接する現場では、火災と爆発に対応した消防士に赤十字の災害チームが、水、スナック、コーヒーを提供した

 17日午後6時半ごろに発生し、およそ240人が出動したロサンゼルスのダウンタウンの現場では、火災と爆発に対応した消防士に赤十字の災害チームが、水、スナック、コーヒーを提供するなどした。
 「土曜日の災害は、外出自粛で私たちが自宅で、より安全に過ごしている間も、火災は発生することを思い出させてくれた。ボランティアと従業員の迅速な行動により、可能な限り多くの支援を提供できたことに感謝する」と、赤十字ロサンゼルスCEOのジャレット・バリオス氏は述べた。「私たちは(新型コロナ後の)新たな日常に直面しており、赤十字はすべての安全対策を念頭に置きながら、対応方法を再調整する必要がある。LA市消防隊が継続的な勇気をもってLAの安全を維持していることに感謝する」
 この火災当日の早朝には別の火災があり、赤十字の災害チームはここでも被災者を援助した。アパート火災の影響を受けた73人に、ソーシャル・ディスタンシングを守りながら、温かい食事と安全な滞在場所を提供した。被災家族はホテルに滞在し、赤十字は食事を提供し続け、個人と協力して回復プロセスを開始している。

赤十字災害チームが差し入れた夜食を食べる消防士と警察官

 2月以来、赤十字は、全米で1万3千件以上の住宅火災に遭った5万3千人以上の人々が回復するのを援助した。赤十字のボランティアはソーシャル・ディスタンシングで物理的な距離を適応させているが、困っている人々を助け、寄り添うという責任は揺るがないままだ。
 火災を避けるために、赤十字は、外出自粛で家にいる今こそ、すべての人が時間をとって家庭用火災警報器をテストし、2分間の避難訓練をすることを奨励している。
 火災警報器を使用すると、住宅の火災で死亡するリスクを半分に減らすことができ、避難計画を確かめることで、生存率をさらに高めることができる。実際、火災の専門家は、手遅れになる前に燃えている家から脱出するのに許される時間は、わずか2分だと言っている。
 家のすべての階に火災警報器を設置し、毎月テストをすること。寝室は、部屋の内外に配置する。
 家庭の全員が2分以内に家から脱出できるようになるまで、家の避難計画を作成して練習する。すべての部屋に、二つ以上の脱出路を確保する。隣人の家や前庭にある特定の木のような目印を話し合い、家から安全な距離にある待ち合わせ場所を申し合わせる。
 火災の安全性と準備について詳しく学ぶにはウェブサイト(preparesocal.org)にアクセスする。
 米国赤十字社の主な活動は、災害犠牲者の保護、食事、精神的なサポートの提供、全米の献血の約40パーセントを供給する献血活動、救命方法の講習、国際的な人道援助、軍人とその家族のサポートなどである。赤十字は非営利団体であり、その使命を遂行するためにボランティアと国民の寛大な寄付に依存している。 
 ホームページ―
 redcross.org/la
【訳=長井智子】

火災爆発現場のボイド通りで働く消防隊。火元を確認中に爆発が起こり、11人が入院した

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