幸せホルモン

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 LAドジャースがワールドチャンピオンに! 何度もリーグ優勝をしながらワールドシリーズで敗退。32年ぶりの悲願がかなって喜びに沸いた。
 日本の人気芸能人の相次ぐ自殺で、コロナ禍の影響が指摘された。自粛生活で外部との接触が少なく、こもりっきりになると鬱(うつ)になりやすくなる。というのは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという脳内で働く神経伝達物質があって、楽しいことに触れる機会が減少するとセロトニンも減少し、2~3カ月すると鬱を引き起こしやすくなるという。セロトニンは日光に当たらないことでも減少し、飲酒でも減少する。
 戸外で楽しいこと笑えることをして、きちんと食事を取るといった健康的で普通の生活をすれば、増えるということだろう。
 「野球が終わったら何を楽しみにしたらいいのか?」と言う人がいたが、まさにうれしくて興奮したことでセロトニンが増加、それが他の楽しみを見つけられなかったら一気に激減、来年早々には死にたくなるかもしれない。次はアメリカンフットボールから目が離せない時期だが、ただ、女性は「Football widow」という言葉があるくらいで、なじみがなくルールも分からないからと積極的に見ようとする人は少ない。
 身体機能の低下防止に日光は大事だと思っていたが、心身の健康になくてはならないものだとあらためて思い知らされた。日本ではコロナ禍中の自殺者数がコロナでの死亡者数より多いというから、自粛生活の工夫が大事だと思った。
 コロナの感染者数がまた増加している。日用品の棚がガラガラになっている店もあると聞いた。またパンデミックになった当初の心配が再来か。こんな状態ではセロトニンを増やせるような状況から離れていく。
 普通に人と会って話をし、食事やお茶をしたら、何かしら笑えることがあったり、気分転換になったりするものだ。その機会が制限された中では、意識して散歩をしたり、楽しみを探す必要がある。面白みや笑える対象は人によって違うから一概には言えないが、普段見慣れたことも別の角度から見たら、面白く見えることがあるかも。
 幸せホルモンを増加させてコロナを乗り切りたいものだ。【大石克子】

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