米国籍6人が僧侶に:海外布教の先鋒を担う

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高野山別院で集団得度式

英語圏への開教の拠点となる高野山米国別院で開かれた集団得度式。米国籍6人が僧侶の第一歩を踏み出し、海外布教の先鋒として期待が寄せられる。写真中央が松元優樹主監

 高野山真言ブディスムUSA(橋本真人国際局長兼CEO)はこのほど、小東京の高野山米国別院において集団得度式を開催、米国籍の6人(男性4人、女性2人)が僧侶としての一歩を踏み出した。

 集団得度式は当初昨年9月に橋本国際局長により執行予定であったが、新型コロナウイルスの影響により2度の延期を余儀なくされ、今回の得度式は松元優樹米国別院主監による戒師での開催となった。
 真言USAは前内局下でワシントン州シアトルに設立されたが、不活動のままであったため今内局(添田隆昭総長)により本部を小東京の米国別院内に移し、今後は米国にとどまらず、英語圏への開教の拠点として真言教学の英語講座をはじめ、教会教使・権教師養成講座等の英語による師弟教育、日英翻訳事業を積極的に展開する予定。さらに将来的には加行道場等の整備も進め、本格的な事教双修の道場建立を目指す。また、高野山学園と米国との交換留学生の相互受入事業の確立など、高野山真言宗における海外布教の先鋒を担う。
 松元氏は「今回入壇の彼らが、この日の感激を胸に新発意として修行に精進し、米国内は言うに及ばず、世界中に高野山真言宗の教義、お大師様の教学を広げてほしい」と期待する。3月には理趣経作法、5月には護身法作法の伝授が英語で行われ、さらに研さんを重ね、コロナ禍終息後には本山(大師教会本部)開催予定の権教師養成講習会に合流し、受明灌頂入壇予定。

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