日本の舞台裏話

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 先日、日本の友人から久方ぶりにメールが来た。このところしばらく連絡をとってなかったが、元気そうだったので一安心。
 彼と自分は小学校と高校が一緒の腐れ縁。高校の頃から演劇に興味を持っていたみたいだ。今は舞台俳優をしているが、有名ではないので空き時間に有名な俳優兼歌手さんの事務所で働いていた。違った、事務所で働きながら空き時間で舞台をやっている。
 そんな中、今年は5月終わりから6月初めまで公演をやるんだと稽古をしているようで、パンフやポスターの写真を送ってくれた。無事にやれればいいがと願っている。
 東京はコロナ禍の非常事態宣言中。昨年の6月に公演をする予定が延期から中止になった経過もあり随分と落ち込んでいたが、今回はコロナ禍など吹き飛ばしそうな意気込みだ。
 彼が言うには、「非常事態宣言の延長発表で劇場無観客配信から50%客入れが可能になった。しかし劇場はOKだが映画館は休業とか意味分からん」。この状態だといつ休業要請が出るかもしれないらしい。
 ちなみにその有名どころの俳優さんは自分の事務所を解散し、単独で他の事務所に移籍したらしい。友人は地道に仕事、舞台稽古とチマチマとやっており、事務所はなくなっても同事務所所属だったファンクラブ部門は残ったようで「ボランティア」でアドバイザーとして手伝ったりしている言っていた。ただしファンクラブグッズのデザイン・製作料などはしっかりギャラを請求するそうで多いによろしい。
 コロナ禍など関係なくファンは付いて来るのだと感心した。この俳優・歌手さんは年に数回コンサートなどをこなしているが、ファン層は女子中高生も多いらしい。聞けば彼女らの母親らがファンで、それで自分たちもファンになったのだとか。この人もう70歳過ぎなんだけど、すごいね。
 この友人、僕と同い年で髪こそ真っ白だがなんか若々しい。せりふを覚え体を動かし声を出す。健康には良いのだろう。彼からメールを貰うたびにまだまだ頑張らねばと元気が湧き上がる。【徳永憲治】磁針

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