
アジア系狙ったヘイト事件:日本人女性襲われ大けが
ワシントン州シアトルで起きたヘイト事件で日本人女性が大けがをした様子は、監視カメラの映像に収められており、最近、全米各地で報告されているアジア系米国人襲撃事件として大きな話題を呼んでいる。被害者のためには支援サイトが開設された。
ワシントン州シアトルで起きたヘイト事件で日本人女性が大けがをした様子は、監視カメラの映像に収められており、最近、全米各地で報告されているアジア系米国人襲撃事件として大きな話題を呼んでいる。被害者のためには支援サイトが開設された。
2011年3月11日に起こった東日本大震災と、その他の自然災害から得た教訓を基に、自然災害の専門家を迎えて自然災害への備えと対処方法などを共有するウェビナー会議が10日、東北地方太平洋岸沖を震源地とする大地震発生の同日に合わせて行われた。会議後はプログラムの2部として追悼集会をオンラインで配信した。ビデオメッセージや祈り、音楽、パフォーマンス、キャンドルルライトを犠牲者にささげ、復興を祈念した。
1月末、嵐の悪天候にも関わらず1人のアーティストが、ひと気のないロングビーチ日系文化センター(LBJCC)のホールで黙々と絵筆を動かしていた。彼の名は西村秀二さん。南カリフォルニア日系企業協会(JBA)教育文化部会のグラントを獲得した同文化センターのために、およそ9×20フィートの舞台背面に葛飾北斎の浮世絵を描いた。
羅府新報の「木曜随想」の寄稿者で、病気療養のため休筆していた野本一平さん(本名・乗元恵三さん)が2月27日、亡くなった。享年88。
2月25日夜、小東京にある東本願寺ロサンゼルス別院が放火や破壊行為などの被害に遭った。警察では、この事件を、最近全米のアジア系コミュニティー地域で多発している暴行や器物破損と同様に、人種差別を動機としたヘイトクライムとみて捜査している。
サンファナンドバレー日系米国人コミュニティーセンター(SFVJACC)は6日、東日本大震災のバーチャル募金イベント「Remembering Japan’s Earthquake-Tsunami 10 Years Later」を開催する。当日は、Zoomによる特別追悼プログラムが行われ、震災孤児支援のため5千ドルを集めることを目標にしている。イベントでは、東北の被災地、特に宮城県南三陸町の復興状況ほか、南三陸町出身の最知浩一さんの被災した親族の当時の様子や現状を伝える予定だ。
ストリートウェアブランド「アップライザーズ(UPRISERS)」はこのたび、若者向けの人気アパレルセレクトショップ「パックサン(PACSUN)」とのコラボレーション・コレクション「UPRISERSⓇWORLD」の販売を開始した。アップライザーズは、ミシェル・K・ハナブサさんが立ち上げたブランドで、ロサンゼルスを拠点に展開している。【訳=砂岡泉】
米国主要都市の市長を務めた初のアジア系米国人女性、ユーニス・N・サトウさんが2月12日、心肺停止で亡くなった。99歳だった。サトウさんは1980年代初頭に2年間、女性初のロングビーチ市長を務め、経済混乱の時期を乗り越えて街を率いた。また、75年から86年まで、第7区を代表するロングビーチ市議会の議員だった。議員引退後も長年コミュニティーで活躍し続けた。
ベニス日系コミュニティーセンター(VJCC)は、メンバーや近隣住民の安全と健康に配慮し、昨年3月から施設での活動や利用を見合わせた。州全域で新型コロナウイルスの感染対策として自宅待機命令が発動される数日前のことだ。センターが閉鎖されたため、VJCCのボランティアたちは、特に高齢者や若者のためにソーシャルディスタンスを確保したクラスやプログラムを提供すべく、急きょ対応に追われることとなった。
ボイルハイツの高齢者施設さくらガーデンズは、中間看護施(ICF)の入所者全員と従業員の80%以上が、新型コロナワクチン接種の2回目を済ませたことをこのほど、発表した。この成果は、ぜい弱な高齢者と熱心に働く職員の健康と福祉を保証し推進する施設の継続的な取り組みを強調している。
高野山真言ブディスムUSA(橋本真人国際局長兼CEO)はこのほど、小東京の高野山米国別院において集団得度式を開催、米国籍の6人(男性4人、女性2人)が僧侶としての一歩を踏み出した。
日本の国民年金に対する米国の棚ぼた排除規定(WEP)を是正する運動を行うNPO「年金サポートセンター・オブ・アメリカ(NSCA)」の市川俊治さんが27日(土)午後3時から5時まで、ズームによるオンラインセミナーを催す。