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 先日、友人たちと集まり、1年に1度の旧交を温める機会があった。5名全員、各々の分野で専門職を持ち、それなりに業績を残してきたプロフェッショナルである。くったくのないお喋りだが、話の内容は豊かで実りがある。仕事、ボランティア、社会や経済の動き、こういう場にはご法度とされる政治や宗教の話題も出る。

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 「ふるさと」ってどんなものだろう。私にとっては永遠に想像するもの。  生まれ育った場所に思い入れはない。小中高のクラスメートで今でも連絡をとる人はひとりもいない。社会人になったら転勤族で地方都市を転々。その後は日本を離れた。  それでも、ひとつはっきりと言えることがある。

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 年を取ると、時間が早く過ぎると聞いていたが、全くそのとおり! もう4月。そして、今月で平成が終わって、新元号の令和になるという。お年寄りと明治・大正・昭和と3つの元号を生きてきたんだね! と言っていたら、平成になり4つの元号を生きて、すごいね! と話した過去が、今では自分のことになって3つの元号を生きる身となった。

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 中南米からアメリカ入りした難民らを収容するテキサス州ディリーの施設前で3月末、日系人のグループが抗議デモを行った。LA在住の友人がこのデモへの応援をSNSで呼びかけており、私も見守っていた。  トランプ政権下で対移民政策が厳しくなる中、同施設では子供が病気で亡くなる惨事や、親子が引き離される事態が起き、被収容者の人権が案じられる。

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 ニューヨークの地下鉄には、アート作品で飾られた駅が多い。中でも2ndアベニューラインは常設パブリックアートでワールドクラスの美術館ともいわれている。ラッパ水仙やモクレンなど、大きく壁面いっぱいに描かれたモザイク画が目を引くナンシー・ブルムの作品—すごい迫力。

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 カメの生態を描くドキュメンタリーを鑑賞した。舞台はオーストラリア北東部の海岸。80〜100歳程生きるアオウミガメの人生を追う。生まれてから海へ旅立ち、何十年おきに故郷の海岸に戻っては産卵し、再び海へ回遊、という冒険物語だ。一生のうち泳ぐ距離は地球から月を一往復にも及ぶ。

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 4月1日、政府は有識者会議、衆参両院正副議長からの意見聴取を経て、臨時閣議で新元号を決定、菅内閣官房長官の記者発表に続いて安倍首相が談話を発表した。この日の東京は朝から晴れ渡り、諸所に満開の桜が咲いて新元号発表にふさわしい日となった。  振り返れば、今上天皇のお言葉にあったように、平成時代は戦争もなく平和な時代だった。

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 2月逃げる、3月去る、と言うが、正に弥生3月はあっという間にどこかへ去ってしまった。  去年に続いて今年も春に1カ月余の休暇を取った。  左膝に人工関節を入れ替えてもらうために取った病気休暇は、職場から離れるだけで私には多少痛みは伴うものの、確かにバケーションではあった。

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 5月1日からの新しい元号が「令和」に決まった。日本最古の和歌集「万葉集」からの出典という。  発表を受け安倍首相は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明した。  筆者も日本の民放テレビ局配信のライブ中継を通し、時差なしで発表の瞬間を目にした。

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 2週間ほど前、18年度の所得税申告をしに行った。  いつもの税理士さんがコンピュータに必要事項を打ち込み、「さて今年のタックスリターンは」と期待。毎年少しでもリターンがあるように月々の税金を大目に払っているから、多少差はあるが大体においてなにがしかのリターンがある。

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 シアトルの中心部近くに、不思議な建物が出現した。透明の巨大な球体(スフィア)が3つ。 シアトル市街地に一大オフィス群を創出中のアマゾン社が、その中庭ともいうべき場所に昨年誕生させた巨大ドーム、「ザ・スフィアズ」だ。  遠くからでも、「あれは何?」と気になる外観。

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 それは筆者がまだ幼稚園児だったころ、楽しい家族とのクリスマス旅行を終え、帰りの飛行機の中で起こった出来事だった。ヨーロッパからの長時間のフライトもまもなく終わりに近づき、日本上空を飛行している時だった。突然、機内アナウンスが流れ、重々しい口調で語られる言葉が耳に入ってきた。

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