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磁針
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 先日知人宅で「中秋の名月」パーティーが開かれた。前日の夜は、澄んだ秋の夜空に奇麗な満月が昇っていたのに、その夜は雲に隠れ、わずかに月明かりを感じる程度だった。それでも夜気が少し冷たい夜に、30人余りが集い、語らいあうのは、久々に穏やかで心安らぐ時間だった。

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 リュックサックの肩掛けがほつれてしまった。この9カ月、仕事でもプライベートでも毎日私の背中にぴったりとくっついていてくれた。  修理に出さなきゃと思いつつ、時間も値段もどのくらいかかるかわからない。代わりのリュックもない。重いものを入れすぎたんだ、と自分を責めた。

ぴーぷる
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 「日本にいるときの私は、実感できない不安定さの中にいました。チューブの中の絵の具みたいな気持ち。『自分は何色なんだろう』と。LAに来てからはいろいろな『色』になる楽しみを覚えた。他の俳優たちの色と混ざって新しい色になる楽しさです」  日本で輝かしいキャリアを持ちながら単身渡米し、俳優としての新たなスタートを切って13年。自身を「チューブの中の絵の具」に例え、表現者としての変化を語った。   LA日本映画祭(JFFLA)2018でロサンゼルス初上映となった「火 Hee(16年)」。芥川賞作家・中村文則氏の短編小説「火」の映画化で桃井さんは念願の監督賞を受賞。授章式では会場へ向け喜びのスピーチを披露した。  主演・脚本・監督を手がけたこの作品は、ベルリン国際映画祭をはじめ香港映画祭、ウラジオストク国際映画祭、サンパウロ国際映画祭などで上映された。自宅やベニスビーチ周辺を撮影に使い、スタッフや俳優は現地で選考。知り合いのクリニックを使わせてもらうなど全編にLAが漂う。地元の映画祭JFFLAから招待を受け、「ようやくLAで上演できる」と喜んだ。   米国に移り住むきっかけとなったのは映画「SAYURI(05年)」の撮影後、アフレコのため再度訪れたとき。「車の免許、ソーシャルセキュリティ、銀行口座開設も全て自分でやってみました。十代でデビューし、若いころは公衆電話もかけられなかった。でもそれじゃいけないと気付いてからは、マネジャーなしで仕事をしてきました。ところが54歳でこちらへやってきて諸々の手続きをやってみたら、あまりにもできない。大人なのにできなくて悔しくて。後に続いて日本から来る人のためにも、できるようにしたいと思って頑張りました」  現在は拠点をLAに置き、世界各地からのオファーに俳優や監督として関わる。30日からはサンフランシスコ日本映画祭で「Magic Kimono」(16年)が上映される。バルト三国の一つ、ラトビア出身の映画監督マリス・マーティンソン氏によるラトビアと日本の初の合作。桃井さんの演じる主人公は不慮の事故で娘を亡くし、阪神大震災で夫も失った未亡人ケイコ。愛する人を失った悲しみと、彼らを守ることができなかった自己嫌悪にさいなまれている。  桃井さんは本作で主演のほか日本語の脚本も担当。マーティンソン監督とは「雨夜 香港コンフィデンシャル(10年)」でもタッグを組んでいる。「マリス監督は英語を話さないんですけど、不思議と通じるんです。それにどこの国の現場でも基本は同じ。照明はだいたい『照明のサワダさん』みたいな人がされているし」映画制作に言葉は重要ではないと力説する。   「ラトビアは大人から子どもまでが手をつなぎ、『人民のチェーン』を作って独立を勝ち取った国です。侵略による犠牲者が親族に一人はいるという。マリスに『愛しい人を失った辛さからどうやって立ち直ったのか』と聞いたら『死んだ人と共に生きる。そこにいるものとして共に生きるんだ』という答えが。荒技だけど、それで立ち直れるのなら、そうして生きていくことも一つの方法なのでしょう」  自然災害が続き、多くの犠牲者が出たこの夏の日本。桃井さんを通じて語られたマーティンソン監督の言葉に、救われるような思いがする。  今年の暮れからは映画製作が3本始まる。そのうち1本は桃井さんが監督する。「パターンにはまらない、今までにないものを作る。一般受けするようなものは作る気がしないから」  ハリウッドの俳優が相手でも「日本から来た桃井かおり。なかなか手応えがあった」そう思わせるだけの自信はある。俳優業、監督業で飛躍し続ける唯一無二の存在。今後もLAの同じ空の下で、たくさんの映画ファンが桃井さんを応援し続けるだろう。【麻生美重、写真も】

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 日米メディア協会(JAMA、朝倉巨瑞代表)主催の、第13回ロサンゼルス日本映画祭(JFFLA、鈴木智香子映画祭実行委員長)の閉会セレモニーがこのほど、小東京の全米日系人博物館で催された。オレンジ郡と小東京の2カ所で2日間にわたって開かれた今年の映画祭では、長編短編を含む全23作品を上映。作品賞を受賞した上田慎一郎監督の話題作「カメラを止めるな!」と監督賞を受賞した桃井かおり主演、脚本、監督の「火 Hee」が満席となるなど、同映画祭関係者にとって最上の結果を生み出した。

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 トランプ大統領が指名し連邦最高裁判所判事の候補となっているブレット・カバナー氏に浮上した学生時代の性的暴行疑惑。この疑惑を受け、日系のメイジー・ヒロノ上院議員(民主党・ハワイ州)が18日に行われた記者会見で、「この国の男性陣よ、黙って立ち向かいなさい。そして正しいことをしなさい」と訴えた。【吉田純子】

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 リンゴが道路脇に転がるこの時季、日本から140人のグループがシアトルを訪れた。日本の国際草の根交流センターが、ワシントン州日米協会や在シアトル総領事館、シアトル日本商工会などの協力を得て実現した、第28回日米草の根交流サミット参加のためだ。  10代から80代までの参加者は、ワシントン州内各地でホームステイ。

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日本から本條秀太郎迎え共演  カルフォルニア日本舞踊会は29日(土)、トーレンスにあるジェームスアームストロング劇場(3330 Civic Center Dr, Torrance)で「三味線の芸」を開催する。日本から三味線演奏家、作詞家、指導者でもある本條流家元の本條秀太郎をはじめとする8人の演奏者が来米し、南加地区で活動する日本舞踊の坂東秀十美、坂東拡三也、中村成美らと共演。また日米で民謡の普及に務める佐藤松豊も特別出演する。翌30日(日)にはワークショップも行われ、日本の伝統芸能を紹介する。

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 「私の長寿の秘訣はよく歩くことかな」。先日取材先で99歳の方にお会いした。しっかりとした足取りで歩き、元気の良い声でこう話してくれた。かつてマラソン選手だったというその人は今も健脚で毎日歩くのが日課なのだという。  日系社会にはこうした元気な高齢者が多い。

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 東京六大学の一つ法政大学が29日午後6時からトーレンスのミヤコ・ハイブリッドホテルで卒業生を招いた同窓会「法政ミーティング」を開く。本学から田中優子総長が来米し、当地の校友会支部メンバー50人と親睦を深める。田中総長は、USCで江戸時代の織物文化について講演を行い、一般が聴講できる。

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 「気候行動サミット」が12日から3日間サンフランシスコで開かれた。地球温暖化を抑える取り組みを、企業や自治体、市民などの力で推し進めるための国際会議である。加州知事が開催を呼び掛けた。こんなニュースは読んでいて思わず熱が入るし、パリ協定離脱を表明しているトランプ政権に期待できない昨今、国に頼らずに「脱炭素社会を目指す」ことに何かワクワクしてくる。

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 アメリカでは、子供たちが正しい単語の綴りを競うスペリング・ビーという大会がある。日本でいうと漢字テストに近いだろうか。中学生時代、自分も棒の長さや点の位置や、あれ、この線は最後はねるのだっけ、とか必死に勉学に励んだ頃を思い出す。ところで以下の熟語の正確な読み方はどれでしょう?

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