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編み物クラブ:40周年記念式典を開催
西崎さん「引退」に180人
2006年11月4日

 「編み物クラブ」(ショウコ・コズエ会長、会員35人)は10月21
日、創立40周年記念パーティーおよび、40年間インストラクターを努
めた西崎フミさん(91)の引退式典を、モンテベロのクワイエットキャ
ノンで催した。当日は、笑顔を絶やさず懇切丁寧に指導に当たった西崎さ
んの労をねぎらい、約180人が出席。引退を惜しむ声が聞こえる中、西
崎さんは教え子である「娘たち」に囲まれ、和やかな大家族パーティーを
楽しんだ。

Amimono

20年以上クラブに通った「優等生」らに賞状を
渡した西崎さん(前列右端)
 手作りの黄色い鮮やかなニッ
トスーツに身を包みあいさつに
立った西崎さんは、開口一番
「私は引退したくないんです」
と会場を沸かせ、本心ではない
が年齢を考え、「節目」として
決意したと心境を告白。また、
「40年間楽しく続けてこられ
たのは、編み物を愛し、楽しん
でくれた生徒1人ひとりのおか
げ」と、35年間同クラブに通
い続けた「優等生」をはじめ、
クラブに貢献した生徒らに感謝
状と記念品を手渡した。

 西崎さんは40年間を振り返り、「素晴らしい生徒に出会え幸せ。よく
『91歳に見えない』と言われるが、これも生徒たちが若さを与えてくれ
たおかげ」と、感謝の気持ちを述べた。

Amimono

会場には、生徒が製作した洋服
の写真が飾られた

 同クラブは1966年、西崎さんの自宅で
発足。9歳から手編みをはじめ、12歳で洋
服をデザインしたという西崎さんは、機械と
手編みを織り交ぜ、マフラーやセーターのみ
ならず、ニットスーツや着物の帯などの製作
法を指導。2年に1度開催した「ファッショ
ンショー」では、生徒が各自製作した洋服を
着用し披露、収益は敬老引退者ホームをはじ
め、日系諸団体に寄付してきた。

 コズエ会長は、「西崎さんの引退を機にクラブは終止符を打つが、今後
も西崎さん宅で定期的に集まり、日系社会への奉仕は続けていきたい」と
述べた。(中村、写真も)

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