が理由。出席者らに感謝してあいさつに立った東郷さんは、そうした経緯
を感情を込めて披露した。
ビデオは約60分。英語を母国語とする若い日系人らにも知ってもらい
たいと、英語のサブタイトルを付けた。
ビデオでは、浅見さんが果たしたコンテナ輸送での貢献を、実際に当時
の関係者の談話を交えて紹介。また、埼玉県人会会長、日系パイオニアセ
ンター会長など、多くの日系団体で要職を歴任したことなどを紹介し、1
部で訴訟問題に取り組んだ点にも触れた。
高瀬隼彦実行委員長のあいさつに続き、浅見さんの受賞を祝い、小原雅
博首席領事、ユーネス・サトー元ロングビーチ市市長、ヒラノ全米日系人
博物館館長、中村達司南加日系商工会議所会頭、川口義則南加県人会協議
会会長、山口弘南加日系パイオニアセンター会長らが祝辞。それぞれ、今
後も日系社会での指導を要請した。乾杯の音頭を取った宮崎マック・オレ
ンジ郡日系協会会長も「夢をもっともっと追いかけていってください」
と、今後の活躍に期待を示した。
浅見さんは、受賞について「大変光栄」とするとともに「支援してくれ
た人たちと喜びを分かち合いたい」とあいさつ。「2段組のコンテナを見
て私を思い出してくれたら幸い」と話した。また、娘の石沢圭子さんは
「米国でどんなことをしていたか、米国の人々が父をどのように受け入れ
ていたかよくわかった」と、ビデオを評価していた。
席上、カスロフ財団から日系パイオニアセンター、敬老シニア・ヘル
ス、全米日系人博物館へ寄付が贈呈された。会場ではビデオを約45本用
意したが、ほぼ完売した。カスロフ財団では、日系パイオニア賞の授与を
今後も継続する方針。(長島、写真も) |