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APISBP:アジアとビジネス
エキスポに起業家500人
2006年10月14日

 ロサンゼルスのアジア系スモールビジネスをさまざまな形で支援するコ
ミュニティーグループ「アジア環太平洋系スモールビジネス・プログラ
ム」(APISBP)は9月30日、起業家やこれから起業を目指す人を
対象としたビジネス・エキスポをダウンタウンのオムニホテルで催した。
7回目。

 今年は初の週末開催とあり、会場には昨年を上回る約500人の起業家
らが訪れた。会場では、各銀行による融資内容の説明や、IRSや衛生局
などによる法的なアドバイス、またセブンイレブンなどによるフランチャ
イズ加盟説明会など、計36企業・団体がブースを出し対応した。別室で
は、各言語でワークショップも開かれた。

Asian Expo

中国とビジネスをする上で重要なことを説明する
サン氏
 中国系の参加者がほとんどを
占めたワークショップ「中国と
のビジネス」では、「アジア環
太平洋—USA商工会議所」の
ステイシー・サン氏らが講演。
サン氏は、「同じ言語を話すか
ら彼らと簡単にビジネスができ
ると思うのは大きな誤り」と警
告。中国は共産主義であり、政
府がビジネス界をもコントロー
ルしている背景を話し、「人脈
が必須」とアドバイス。また、
「人間関係を重視し、将来より
目先の利益に重点を置く彼らの
文化を理解する必要がある」と

し、「一度信頼関係が築ければ、一生のビジネスパートナーを手に入れた
も同様」と、時間をかけ信頼関係を築くことが重要だと強調した。

 また、午後から行われたワークショップ「スターバックス・コーヒーの
マーケティングのコツ」では、立ち見がでるほどの盛況で、1日に5店舗
が新規オープンしている急成長の企業に、「ロケーションの選び方」や
「1店舗オープンにかかる経費」また「コーヒー1杯の原価」などの質問
が相次いだ。担当者は、「スモールビジネスでありながら世界的に飛躍す
るためには、社員が会社の環境に満足しなければならない」と述べ、各店
舗で働く社員1人ひとりのケアが重要と説いた。

Asian Expo

セブンイレブンのフランチャイズ
の説明を受ける男性

 2年前にネットでがん具を販売するインタ
ーネットビジネスを起業した中国系の男性
(32)は、「さらに規模を拡大しようと思
っているので、ITビジネスのワークショッ
プはためになった」と話した。また、3カ月
前に結婚したのを機に、夫婦で起業を考えて
いると話す韓国系のカップルは、「まずはリ
スクの少ないフランチャイズから始めようと
思い、セブンイレブンや銀行と話をし、現段
階で必要な情報は得た」と満足した様子だっ
た。また、第2の人生を楽しむため、起業を
考えている中国系の男性(59)は、「英語
があまり得意でないので、中国語でのワーク
ショップは分かりやすくて良かった」と感想
を述べた。

 同エキスポは、「チャイナタウン」「コリアタウン」「小東京」「タイ
タウン」「フィリピーノ・ビジネスコミュニティー」計五コミュニティ
ー・センターが協力し、7年前から開催している。
(中村、写真も)

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