「ほたるの光」を合唱。晴れて卒業した111人は、父母や友人、後輩
から「おめでとう」などと、祝福の言葉を掛けられ胸を張って退場。喜び
や悲しみをともにした級友との別れを惜しむとともに、世話になった恩師
には「ありがとうございました。また、遊びに来ます」などと母校訪問を
約束。将来への期侍を胸に、思い出がいっぱいにつまった学窓を後にし
た。
土曜部に12年間通園し最優秀賞の大田清賞を受賞した大島ミンディ舞
子さん(17)は、休みの土曜日の授業は大変だったというが、「ここで
習った日本語は将来きっと役に立つ」と述べ、両親の学園への送迎に感謝
した。大島さんは就学中、幾度も奨学金を授与された。同学園は、ユニオ
ン・バンク・オブ・カリフォルニア、カリフォルニアバンク&トラスト、
ニッケイクレジットユニオン、ジャパニーズアメリカンコミュニティーク
レジットユニオンの四社の日系金融機関が長年にわたりサポートしてい
る。
43年間、学園の発展に尽くした牧学園長は30日に退職、最後の卒業
生を送り出した。花束が贈られ、「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉
を掛けられた。「とても短く感じられたが、充実して楽しく、たいへん満
足している」と教員生活を振り返り、「今後も教師が協力し、日英堪能な
すばらしい人材を育成してほしい」と願いを込めた。(潤、写真も) |