LA近郊郡で犯罪増加:
ギャングなどが拠点移動
2006年8月12日
ロサンゼルス郡内で発生する犯罪件数がここ数年、劇的な減少傾向にあ
る一方で、その周りに位置する郡でのギャング活動や犯罪件数が著しく増
加していることが、ロサンゼルス・タイムズ紙の調査により明らかになっ
た。同紙が8日、報じた。
特に変化がみられるのは、リバーサイド郡やサンバナディーノ郡といっ
たロサンゼルス郡に隣接する郡。ロサンゼルス郡内で2000年から05
年の間に発生した窃盗犯罪件数は53%減少したのに対し、リバーサイド
郡では同年間で19%増加。車両窃盗事件はサンバナディーノ郡で55%
も増加した。
また、活動拠点をロサンゼルス郡から近隣郡に移動するギャンググルー
プも増えてきている。地元警察の見解では、ロサンゼルス郡内での生活費
の高騰や住宅バブルの影響を受け、他郡の比較的割安な住宅や、低所得者
層のための住宅へ移動するケースがほとんどだという。また中には、薬物
売買などでまだ特定のグループの縄張りとなっていない地域を求めて移動
するケースもあるという。
タイムズ紙は、そうした郡での犯罪が増加傾向にあっても、発生件数そ
のものは引き続きロサンゼルス郡が州全体でも最多とまとめている。
(中村) |