イラク開戦4年、各地でデモ:
早期撤退など訴え、LAでは5千人参加
2007年3月24日
米国によるイラク開戦から20日で4年目になるのを前に18日、全米
各主要都市で大規模な反戦デモが繰り広げられた。カリフォルニア州では
ハリウッドやサクラメント、サンディエゴなどで六千人以上が集まり、
「ノーモア・ワー」などと書かれたプラカードを掲げ、反戦やイラク撤退
などを訴えた。AP電が伝えた。
デモ主催者側の発表によると、ハリウッドに集まったのは約5千人。ロ
サンゼルス市警察(LAPD)は200人の警官を警備に当てたが、デモ
は穏やかに進行され、大きなトラブルや逮捕者などの報告はなかった。
デモに参加したマキシン・ウォーター下院議員は、「皆さんのデモ参加
が、ワシントンDCにイラク撤退の力強いメッセージとなる」と、ともに
反戦を訴えた。
ベトナム戦争退役兵のエド・エリスさんは、今までに2千200人以上
の米兵、また何千人という数のイラク兵が戦地で命を落としていることに
触れ、デモが反戦の転換点になればと願うとともに、「イラク戦争は確実
にベトナム戦争の道に近づいている」として、一刻も早い撤退が必要と述
べた。
一方で、小規模ながら戦争支持者も歩道でデモ行進。そのうちの1人で
ホームレス活動家のテッド・ヘインズさんは、「自国防衛のためここにい
る。イラクですべきことを達成するまで、兵士は撤退すべきでない」と強
調した。(中村) |