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緊那羅雅楽会 (きんならががくかい)
荘厳な音楽を身近に
西本願寺の各種行事で演奏

2006年10月28日

Kinaragaku

10月7日、ホテルニューオータニで開催された
「雅楽の夕べ」で。演奏終了後、ビルの谷間に満
月がぽっかり浮かびあがった

 雅楽は1200年前か
ら伝わる日本古来の音楽
で、神前結婚式や宮中行
事で演奏される荘厳な音
楽、とのイメージ。そう
した雅楽をぐっと身近な
存在にしたのが「緊那羅
雅楽会」の功績だ。

 西洋の七音階と異な
り、レミソラシの五音階
で演奏する。「宮(きゅ
う)商(しょう)角(か
く)微(ち)羽(う)」
といい、お経の音階と同
じ。西本願寺の大法要や
稚児行列などで演奏され
ている。

 同会は1968年、浄土真宗本願寺派「洗心寺」の開教使マス・コダニ
こと小谷政雄さんが始めた。それまでは開教使が個人的に楽器を演奏した
り、蓄音機で再生したりしていたといい、組織化したのは同会が初めてと
みられる。

 「緊那羅」とは、サンスクリット語で「楽人(演奏者)」を意味し、小
谷さんは同名の太鼓グループも主宰するが、雅楽会の発足が先。69年か
ら指導に当たった邦楽家の東儀季信さんが昨年引退したため、いまは小谷
さんがまとめ役。「迷ったときテープを聞くこともある」

 笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、太鼓、琵琶、ひちりきなどを奏で
る管弦隊15人と、舞楽隊八人の計23人。

 小東京サービスセンターに勤めるトーマス・イーさんは「2年前、ディ
ズニーホールで日本の雅楽を聞き感動し、始めた」。カリフォルニア大学
アーバイン校博士課程のレロン・ハリソンさんは「高校1年のとき名古屋
に短期留学して以来、日本に興味を持った。和歌と漢詩の研究をしてお
り、楽しみながら勉強している」。

 練習は第2、第4水曜日の午後7時半からロサンゼルスの洗心寺(1311
W. 37th Street)で。小谷さんは「興味のある人はいつでもどうぞ」。
 電話は323・731・4617。(大西、写真も)

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