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「真境名愛子琉舞道場」
琉球舞踊の心を追い求める
ウチナーンチュの誇りも

2007年8月4日

 琉球がすりの稽古着を
身に着け、足の運び、指
の動き、視線に気を配
る。洗練された琉球舞踊
の様式美が、壁面サイズ
の姿見に舞う。

 1970年代初頭か
ら、ロサンゼルス地区で
琉球舞踊を教えている真
境名(まじきな)愛子琉
舞道場。習い始めて日の
浅い人から10年以上の
人まで、ガーデナ市の沖
縄県人センターなど、3
カ所の稽古場で50人近
くの生徒が学んでいる。

沖縄県人センターでのグループ別稽古風景。右手前が、
指導に当たる真境名愛子さん

 「子供のころに始めた人が、高校、大学と学業が忙しくなって中断して
も、夏休みや卒業後に顔を見せ、子育てが一段落した人たちも再び戻って
きて、楽しく稽古している」とのこと。

 琉球王朝時代の洗練された古典舞踊から、日常生活の中で生まれた現代
民踊まで、人々の幸福と豊饒(ほうじょう)を願う琉球舞踊の美しい所
作。脈脈と受け継がれてきた伝承文化に対する生徒たちの思い入れは強い。

 「自分の文化を大切にする心を持っていれば、相手の文化も良く理解で
き、お互いを尊重することができる。そうした日常の心構えが世界平和に
もつながっていく」と真境名愛子さん。

 ウチナーンチュとしての誇りを持ち、自分の気持ちを素直に表わす。
「谷茶目(たんちゃめ)」のように動きの激しい踊りで汗を流した稽古の
後でも、落ち着いた不思議な魅力が道場全体に漂う。

 礼儀作法もしっかり身についていて、家族的な温かい絆を感じさせる、
真境名道場での稽古。持ち寄りの郷土料理が、片隅のテーブルに並ぶ。

 コミュニティー活動にも力を入れ、さまざまな会に招かれては琉球舞踊
を紹介。敬老ホームの慰問も欠かさない。踊りに秘めた祈りの心が所作に
なり、気持ちが唄となって人々の心を揺さぶる—。

 真境名本流・真境名愛子ロサンゼルス道場の連絡は、電話562・69
5・9533。またはEメール—
  aikomajikina@gmail.com まで。(石原)

 

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