地酒のおいしさ伝える:
3月22日、LAで大規模イベント
2007年2月17日
地酒のおいしさを広く伝え、米国市場での販路拡大を目指した「酒フェ
スティバル・イン・LA」の開催に向けハンコックパークの日本国総領事
公邸で13日、プレスイベントが催され、出席した米国人記者ら約90人
が日本酒講習会と試飲会で理解を深めた。
酒フェスティバルは3月22日、ロサンゼルスのレ・メリディアン・ホ
テルで開催。この種のイベントとしては全米最大となる。
JETROなどで組織する実行委員会が競合する地元3大日本酒卸業者
である「JFCインターナショナル」「共同貿易」「西本貿易」に呼び掛
け3社が手を組んだ。日本の蔵元に働き掛けた結果、180社が呼応し3
50種以上の銘柄が出品されることになった。さらに、輸出促進を掲げる
日本政府の思惑と合致し支援を取り付け、同領事館が全面協力。「官民一
体」の一大プロジェクトとなった。
当日はメディアやレストラン、スーパーマーケットなどの業界関係者向
けと、一般を対象にした日本酒講習会が催される。各ブースでは専門家が
説明にあたり、同ホテルと地元の高級日本食レストラン5店が日本酒に合
う和食に腕を振るう。
プレスイベントは、近年の高まる日本酒への関心を示すようにメディア
43社が参加。兒玉和夫総領事はあいさつで、入植した移民が米国市民権
を取得するのと同様に、すしを代表とする日本食もそれを得たと喩え、
「SAKEはどんな料理にも合います。日本の食文化を堪能して下さい」
とアピールした。同フェスティバルのディレクター、若尾龍彦氏が概要を
説明し、高成長を持続し無限の可能性を秘めた米国での日本酒産業を紹
介。同イベントがビジネスと一般の両者に有益であることを強調した。
講習会ではフェスティバルでも講師を務める在日米国人で酒のコラムニ
ストとして著明なジョン・ゴントナー氏が、コメから醸造される「SAK
E」を基礎から紹介。歴史や等級、製造工程、保管方法などをていねいに
説明した。試飲会は各社ブースを出展し、計約40銘柄の地酒を出品。日
本酒ソムリエが、冷やして味わうおいしい飲み方や、料理に合わせた自社
ブランドを積極的に奨めていた。
主催者は参加者に鏡割りをさせるなどの力の入れようで、米メディアに
対する期待の高さをうかがわせた。同日伝えた知識が広く発信され、フェ
スティバルが成功することを切に願っていた。
入場料は45ドル、前売り40ドル。21歳以上のみ入場可。詳細は電
話310・592・2686。
www.usjrf.org/sake
sake@usjrf.org
(潤) |