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鳥羽市長らと慰霊碑参拝
南加三重県人会
日本から一行25人も

2006年6月6日

 南加三重県人会(前田グレース会長、120世帯)の先亡者慰霊祭がメ
モリアルデー祝日前日の5月28日、ロサンゼルスのエバグリーン墓地で
開かれ、三重県人会慰霊碑前で同県鳥羽市の木田久主一(きだ・くすい
ち)市長ほか市民25人と、県人会会員20人の合計45人が心をひとつ
にして参拝、先代の苦労に思いをはせた。三重県からのグループ参拝は今
回が初めて。




握手する木田市長(中央)と県人会の前田会長(そ
の右)を囲む藤本交友会会長代理(左端)、木田市
長夫人(その右)、幹事の川田薫さん

 同県人会創立百周年(200
3年)を機に建立された慰霊碑
には、三重県人のパイオニアと
して1889年に志摩郡片田村
から17歳で渡米した伊東りき
さんの名前などが刻まれてい
る。

 慰霊碑に木田市長が献花し、
亡くなった県出身者へ追悼の意
を表したあと、祖父が片田村の
金剛院住職だったという曹禅寺
(モンテベロ)の倉井秀一住職
が読経、市民と県人会員らは
次々と手を合わせた。

 鳥羽市からの一行は「鳥羽・
サンタバーバラ姉妹都市交友

会」(小久保又四郎会長)で、26日に日本を出発、サンタバーバラ市と
の姉妹都市提携40周年記念式典参加も兼ね、ロサンゼルスに立ち寄った
もの。

 慰霊祭に続き、「訪米団歓迎会」が小東京の都ホテルで開かれた。

 あいさつで前田県人会会長は、今年初めて学生交換プログラムをスター
トさせ、日系四世の高校生2人が7月下旬に三重県入りすることにふれ、
「国境を越え町と町との外交を推し進めたい」と、日米交流の次世代への
継承のたいせつさを訴えた。

 木田市長は自身が農業研修生として米国滞在した経験から「日米両国の
すばらしさを吸収しながら交流を深め、ひいては世界の平和につなげた
い」などと話した。姉妹都市交友会事務局長の藤本ゆかりさんは「100
周年のときに訪米予定だったが、諸事情で断念した。今回は市長訪米も実
現し、とてもうれしい」と涙をぬぐう場面もあった。

 贈り物の交換会では、県人会から伊藤農園のイチゴとシーズ・キャンデ
ィーが、交友会からは鳥羽の地図を染め抜いたオリジナルTシャツが贈ら
れた。

 鳥羽市の無職吉崎清さんは妻の好美さんと参加、「今回生まれて初めて
パスポートを取得し、海外旅行した。アメリカは広く、すべてに目を見開
いている。海外で三重県人のあたたかさにふれ、うれしい」などと話して
いた。

 一行はサンタバーバラでの式典を終えたあと、5月31日、帰途につい
た。(大西、写真も)

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