紀子さまご出産:
LA日系社会からも祝福の声
2006年9月9日
紀子さまが男子をご出産された6日、ロサンゼルスの日系社会からも祝
福の声が上がった。
南加日系商工会議所の中村達司会頭は、「おめでとうございます。米国
のみならず、世界中で大きなニュースとして取り上げられ、海外に住むわ
れわれにとってもたいへん喜ばしい。世界各国が日本を思い、祝福してく
れることを誇りに思う」と述べた。日系3世のケイ・猪瀬南加日系婦人会
会長は、「男子誕生を心からお祝い申し上げます。多くの伝統を失いつつ
ある日本にとって、皇室を維持することが伝統の象徴として必要なのかも
しれない」と述べるとともに、「これを機に前へ進んでほしい」と、雅子
さまを気遣った。ケイさんの母よし子さん(97)は、「母親として、雅
子さまの気が楽になれたと思う。お生まれになったのが男子でほっとして
いる」。
県人会協議会の川口吉則会長は、「健やかなるご成長と輝かしい未来
を、会員一同に代わり、心よりお祈り申し上げます」と述べた。日米協会
のダグ・アーバー会長は、「紀子さま、皇室ご一家、日本国民の皆さま、
おめでとうございます」と祝辞を述べるとともに、「いばらの道を歩まれ
てきた雅子さまを思うと胸が痛む」。
また、日本女性経営者の会(JEWL)のエイミー・マスダ会長は、会
員一同心から喜んでいるとし、「男子誕生は、幼児用品の見直しや栄養あ
る離乳食などの開発などが進み、良い意味で日本の経済効果にもつながる
のではないかと思う。皇室はどちらかというと閉ざされたイメージがある
が、(これを機に)もっと開かれた皇室になっていくことを期待してい
る」と話した。
敬老引退者ホーム居住者の会のウエイド・藤枝前会長は、「紀子さまの
男子ご出産はたいへん喜ばしいこと。だが、これにより女性・女系天皇を
認める皇室典範改正を先送りしたことに憤りを感じる。政治家として一度
始めた話し合いは最後まで全うするのが筋。21世紀なのだからきちんと
先を見て話し合いを続けてほしい。また、喜ばしいニュースの裏で、辛い
お気持ちをされていらっしゃる雅子さまの心境も察してあげてほしい」。
居住歴11年になる夏・ラップさんは、「自分のことのように嬉しく思
う。アメリカ在住でも私は日本人。個人的には女性天皇でも構わないと思
っているが、祖国で王子さまが誕生されたことを心から祝福したい」と話
した。(中村、村中、田村、塩見) |