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高野山ボーイスカウト:75周年で記念式典
379隊の貢献を称賛
2006年11月4日

 「高野山ボーイスカウト379隊」は10月22日、創設75周年を記
念した式典を、モンテベロのクワイエットキャノンで催した。会場には、
かつての隊員やリーダーら500人以上が集まり、過去75年間にわたる
奉仕活動を振り返るとともに、さらなる結束と社会奉仕を誓った。

Koyasan

基調演説をしたウッデン元UCLAバスケットボール
コーチ(前列右から4人目)と戦前のスカウトら
(写真=マリオ・レエス)

 基調演説を行ったジョン・ウ
ッデン元カリフォルニア大学ロ
サンゼルス校(UCLA)バス
ケットボールコーチは、同チー
ムを全米大会に10回導いた経
験を踏まえ、「単純な作業から
は喜びを得られない。勝利やゴ
ールといったものを越え、難題
を乗り越えてこそ、競争相手は
ゲームを楽しむ。毎ゲーム勝つ
必要はない。時には相手チーム
が優れていることもある」と、
チームワークの哲学「成功のピ
ラミッド」を力説。成功は、忠
誠心と努力により手に入れられ
るもので、75年前に八人の隊
員から始まり、今では小東京を
代表するまでに成長した高野山
ボーイスカウトに通じるものが
あると、同隊の功績と社会奉仕
を称えた。

 同ボーイスカウト379隊は、1世の「ギャング行為などに走る日系子
弟をなくそう」との思いから、1931年11月5日、大師教会の喜多川
諦道(たいどう)主監、ロイ・浦上・ボーイスカウト理事、サム・飯島・
スカウトマスターの下、八人の隊員を迎え結成した。35年には、フラン
クリン・ルーズベルト大統領(当時)から、ワシントンDCで行われた
「ナショナル・ボーイスカウト・ジャンボリー」の招待を受けた。

 また第2次大戦中は、ワイオミング州ハートマウンテンの強制収容所内
でも活発に活動を続け、日系社会へ貢献。当時スカウトだったアイク・ハ
チモンジさんは、「多くの人が正道を外れる傾向にあった中、収容所内で
のスカウト活動はたいへん素晴らしいもので、われわれコミュニティー発
展の基盤となっている」と振り返った。
(村中、中村)

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