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LA市消防局:局長代理にバリー氏
初のアフリカ系トップ

2006年12月10日

 アントニオ・ビヤライゴーサ・ロサンゼルス市長は4日、ロサンゼルス
市消防局(LAFD)内で発生した一連のいやがらせや人種差別問題で責
任を取り辞任を表明したウィリアム・バマトレ局長の代理として、ダグラ
ス・バリー氏を選出した。代理でも、アフリカ系が同局のトップになるの
は初めて。AP電が伝えた。

 31年の経験を有するバリー氏は同日、市長とともに出席した記者会見
で、「局内に存在するいやがらせや差別をなくし、ロサンゼルス市にふさ
わしい局に再建できると確信している」と強調。市長は、「バリー氏は、
同局に強さと知性、誠実さをもたらしてくれる」と述べた。

 同氏の任期は、局長が選出されるまでの1年間の予定で、今後市長らと
協力し、局長にふさわしい人材を全米規模で探す。

 LAFDの差別問題をめぐっては、アフリカ系の消防士がドッグフード
を食べさせられるなどのいやがらせを受け、市を相手に訴訟を起こし、2
70万ドルの和解金を提示したが、ビヤライゴーサ市長は「同氏は別の消
防士へのいやがらせに加わっていた」との理由から拒否権を発動、アフリ
カ系コミュニティーから批判を浴びている。この他、女性消防士らからも
性差別を受けたとの被害が報告されている。(中村)

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