人種ごとの寿命推計:アジア系女性が最も長寿
加州平均は75.9歳
2007年9月10日
カリフォルニア在住のアジア系女性は、さまざまな人種の中で最も「ご
長寿」—こんな調査結果がこのほど、サンフランシスコの非営利団体から
発表された。
調査を実施したのは、「パブリック・ポリシー・インスティチュート・
オブ・カリフォルニア(PPISC)」で、データは州保健局が2000
年から2002年度までに発行した死亡証明書(約69万件)と、200
0年度の人口動態統計データの両方を合わせて解析したもの。死因も調べ
人種別に比較し、寿命を推計した。
それによると、カリフォルニア住民の平均寿命は75.9歳。中でもア
ジア系とヒスパニック系は白人や黒人に比べ寿命が長く、特にアジア系女
性は85.2歳と最も長い。また、アジア系男性は80.4歳。
死因を調べると、アジア系男性の死因のトップ3は心臓疾患、がん、脳
血管系疾患の順。続いて呼吸器系の慢性疾患、インフルエンザ、事故、糖
尿病、自殺、腎臓病、大動脈瘤破裂の順となっている。一方女性のトップ
3はがん、心臓疾患、脳血管系疾患の順で、他人種の女性の死因のトップ
は心臓疾患で、1、2位の順位が入れ替わっているのが特徴。続いてイン
フルエンザ、糖尿病、呼吸器系慢性疾患、事故、腎臓病、ハイパーテンシ
ョン、アルツハイマーの順となっている。
アジア系男性の死因8位の「自殺」は白人と同じだが、ヒスパニック系
では11位、黒人では13位。一方女性の死因にある「ハイパーテンショ
ン」と「アルツハイマー」はアジア系男性にないのも興味深い。
このほか、白人男性の平均寿命は75.9歳(女性80.1歳)だが、
黒人男性は68.6歳と6.9年も短く、また黒人女性も75歳と最も短
い。PPISCはデータをもとに「人種別の正しい生活習慣の啓蒙活動」
をしていきたいという。(大西)
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