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同賞は、『マジック界のアカデミー賞』ともいわれる。世界のマジック
界で最も輝いたパフォーマー、作家、クリエーターを対象に、アメリカ・
アカデミー・オブ・マジカル・アーツ評議会が毎年、厳格な審査を行い、
受賞者を選定している。過去にはランス・バートン、デビッド・カッパー
フィールドやシークフリード&ロイなど、そうそうたる超一流メンバーが
受賞している。
表彰式では、世界各国から集まった豪華な出演者による華やかなデモン
ストレーションやセレモニーが行われ、拍手と歓声と驚嘆の連続で、表彰
会場は興奮につつまれた。なかでもセロが受賞記念に行った特別パフォー
マンスは、会場に集まったセレブたちを圧倒し、大きな喝采を浴びた。
1973年、ロサンゼルス生まれのセロ。父親が日本人、母親はモロッ
コ系フランス人。6歳の時、ラスベガスで初めてマジックを見て、子供心
に大きな衝撃を受けたという。小学生の時、学校に来たクラウンの手品を
みて、マジックにはタネ、仕掛けがあるのを知る。10歳の誕生日に、プ
ロ・マジシャンの10回分のレッスン券をプレゼントされたのをきっかけ
に、マジックに熱中するようになる。12歳で、マジック・キャッスル・
ジュニア・プログラムのテストに合格。
その後は、昼夜、研さんの日々。独自に工夫を凝らした驚異的なマジッ
クを次々と開発し、今やトップ・マジシャンとして世界各地で活躍してい
る。
現在は、1月20日の前橋公演を皮切りに5月24日の東京公演千秋楽
まで、パフォーミング・アーティスト・セロ公演「The Xperie
nce」の日本全国ツアーを行っている最中だ。
卓越したテクニックに加えて、温かい人間性でも大人気のセロは、超多
忙。日本ツアーの合間を縫って出席したAMA授賞式を終え、とんぼ返り
で日本に。
大掛かりなイリュージョン・マジックではなく、場所を選ばずに身近な
日常品を使って行う「ストリート・マジック」を得意とするセロ。目の前
で次々と起こる《奇跡》に、びっくりしない人はいない。日本のテレビ番
組を通してセロ・マジックに接している人も多いが、いずれ当地でも直
接、セロの驚くべきパフォーマンスが見られるかも知れない。その際に
は、セロのもっと詳しい極秘情報を紙上で紹介し、『セロ・ワールド』に
思いきり浸ってみることにしよう。(石原)
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