加州議会:期限前に相次ぎ法案表決
「州立保険案」は可決
2006年9月9日
加州上院は8月31日、州民に州運営の医療保険提供を定めた「州立医
療保険制度案」を24対12で可決した。施行されれば全米初の試みとな
るが、知事が署名する可能性は低いとみられる。AP電が伝えた。
同案によると、州民は、医療保険料、患者負担金、控除額を州運営の医
療保険制度に支払い、州政府がヘルスケアに使用する資金も同制度へ回る
仕組み。各自が医師を選べるだけでなく、州が大量に購入することで処方
せん薬の割引にもつながるという。
知事は同案のような「単一支払い者制度」には否定的な見方を示してお
り、署名する可能性は低い。
上下両院ではこの日、立法化に向けた手続き期限を前に駆け込み表決が
相次いだ。州両議会がこれまでに可決した主な法案は次の通り。
▽最低賃金引き上げ案—最低賃金を2年間で計1ドル25セント引き上
げ、現行の時給6ドル75セントから、2008年に8ドルへ。
▽運転中の携帯電話の使用禁止案—運転中に手に電話を持っての通話禁
止。初回違反は20ドル、2回目以降は50ドルの罰金。
▽大型店従業員への医療保険提供義務づけ案—ウォルマートのような大
型店に、従業員への医療保険ベネフィット提供義務づけ。
一方、否決された主な法案は次の通り。
▽インディアンカジノ拡張案—州への歳入増をにらみ、インディアン部
族に2万3千台の新規スロットマシーン導入やカジノスペースの拡張など
を容認。
▽幼児同乗の車内での喫煙禁止案—自動車に幼児が同乗している際の車
内喫煙を禁じる。
その他詳細は—
www.sen.ca.gov
(中村) |