この日は大会前の「特訓」として、比嘉さんが英語をまじえて説明。
「レッツ・ゴー」は「いちゃびらな」「見物する」は「ちんぶちさび
ん」、「頑張ろう」は「ちばりよ」などと発音しながらホワイトボードに
書き込むと、参加者は熱心にメモをとっていた。
那覇出身の会社員阿部豊子さんは「クラスで習う言葉は、正統派の格式
高い言葉で、気持ちが引き締まる。敬語の勉強になる」。また両親がペル
ー移民で日系2世という女性は「親が使っていた言葉なので、聞けば理解
できるが、ふだんはスペイン語と英語なので、自分の口から出にくい。1
4日にどうあいさつするか考えている」と話していた。
比嘉さんは、祖父が劇団「旭日座」の役者、父が琉球古典音楽の先生と
いう環境で育ち、子供のころから沖縄の豊かな語彙にふれて育った。「沖
縄スピリット『ちむぐくる(肝心)』(1度出会ったら兄弟のように親し
くする、助け合いの精神を持つ、など)を伝え、ウチナーンチュのアイデ
ンティティーを次世代に継承したい」と話している。
世界ウチナーンチュ大会は5年に1回開かれ、前回は世界28カ国・地
域から4000人が集まった。今年は那覇市周辺のほか、宜野湾市など1
0以上の会場でパレードや文化交流会、ビジネスフェア、ゲートボール大
会、コンサートやミュージカルなど多彩な催しが繰り広げられる。
ウチナーグチ・クラスは毎月第2・第4金曜日にガーデナの沖縄県人会
館で開かれている。(大西、写真も) |