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二世週日本祭に初参加:
「ねぶた」を制作したねぶた師
竹浪比呂央さん
2007年8月20日



たけなみ ひろお
1959年生まれ。47歳。
東北薬科大学を卒業し、現在
も非常勤で薬剤師を務める異
色のねぶた師

 「今年は2回も『ねぶた』が楽しめる」。
青森ねぶた祭では3基の山車を制作。そし
て、二世週祭を合わせ1年で4基手掛けたの
は自身初。「思い出深い夏になった」と喜
ぶ。日系社会挙げてのプロジェクトに、「熱
意」は海を越えて青森まで伝わり、「しっか
りやらないと」と気を引き締めた。

 3歳から、ねぶた制作を始め、野球少年が
プロ野球選手になるのと同様に「ねぶた少年
が、ねぶた師になった。この年まで作ること
ができ幸せ」。

 

 プロとしては19年のキャリアを誇り「ねぶた賞」に輝くこと3回。
「(最優秀)賞は狙うものではないが、励みになる」と力を込め、スポン
サーや他の制作者などの「チームワークの勝利」を強調する。

 「ねぶたは、作る人独特の個性が表れ奥深い」。「力」のある、赤、
青、黄、紫、緑の5つの原色を駆使し、「津軽の色」を出すことを心掛け
ている。

 海外で知られている日本といえば、京都や東京など。ねぶたの紹介で
「青森をアピールできるチャンスになった」と、観光促進に寄与できたこ
を誇りとする。「郷土文化」に触れてほしい。

 ねぶたの最大の特徴は、「敷居が高くないこと」。観光客も地元民に
加わり、跳人になれ、一体感が味わえる。醍醐味は、交差点で円を描くよ
うに回り、数百人の跳人が跳ねる「エネルギッシュさ」。

 本番では「『かわいい』ねぶたのそばにいたい」と、晴れ舞台をともに
する。沿道のアメリカ人の反応を見て、将来の海外披露に役立てる。内側
からの明かりで映える創造物「ねぶたの芸術性」と、「津軽の民衆のエネ
ルギー」を感じてもらいたい。(潤、写真も)

 

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