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刑務所過密問題:「囚人移送は違憲」
加州職員労組が差し止め求め提訴

2006年11月4日

 カリフォルニア州の刑務所で続く非人道的な過密状態を緩和すべく、シ
ュワルツェネッガー知事が緊急事態宣言を発令、約2000人の囚人を他
州の刑務所に移送すると発表したことを受け、刑務所内で働く監視員らを
代表する州職員労働組合2団体は10月30日、「囚人移送は州法に違反
する」として、移送の差し止めを求めサクラメント郡上級裁に提訴した。
AP電が伝えた。

 訴訟を起こしたのは、刑務所監視員を組合員に持つ「加州更生ピースオ
フィサー協会」と、刑務所職員を抱える「サービス職員国際ユニオンロー
カル一〇〇〇」の2労働組合。両組合は、「加州の囚人を他州に移送する
ことは州法に反する」と訴え、移送差し止めを求めるとともに、知事の決
断は越権行為にも値するとしている。

 シュワルツェネッガー知事は、10万人収容の州刑務所に17万200
0人がすし詰め状態で収監され、囚人や職員らの健康や精神面への影響、
また安全を懸念し、緊急事態宣言を発令。年5100万ドルをかけ、計2
260人の囚人をアリゾナ、インディアナ、オクラホマ、テネシー4州の
刑務所に移送すると発表した。
(中村)

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