提案83訴訟却下を:州司法長官が見方
2006年11月18日
7日に行われた中間選挙で可決された加州の提案83「性犯罪者および
凶悪犯への懲罰強化と居住地制限案」をめぐり、施行の差し止めを求めた
訴訟が起こされ、サンフランシスコの連邦地方裁判所判事が一時差し止め
を命令したことを受け、ビル・ロックヤー加州司法長官はこのほど、「同
訴訟はすでに刑期や執行猶予を終了した者には適用されない」との理由か
ら、訴訟は却下されるべきと述べた。AP電が伝えた。
訴訟は、同案の「性犯罪者として登録している人の学校や公園付近20
00フィート内の居住を禁止する」の部分に対し、性犯罪者としてすでに
刑期を終了し、現在学校や公園付近2000フィート内に在住している男
性から「すでに刑期を終了している元性犯罪者にとって過酷な内容」との
理由で起こされていた。
しかし加州司法長官がこのほど、「同案はすでに刑期を終了している元
性犯罪者には適用されない」と述べたことから、原告側の弁護士は、訴訟
を取り止める動きを示唆しているという。
全米には現在、約7万5000人の刑期を終了した元性犯罪者が在住し
ている。(中村) |