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斎藤投手:「考えすぎず、がんばれ」
西大和学園で講演

2006年10月21日

 憧れたドジャースに今年入団しクローザーとして活躍、チームを2年ぶ
りのプレーオフに導いた斎藤隆投手が19日、ロミータの日本人学校「西
大和学園カリフォルニア校」(西浦将芳校長)を訪れ、平日校に通う幼児
部から中学部までの生徒約150人を前に講演した。夢の大リーグ挑戦1
年目の体験談を中心に野球一筋の人生を紹介。約50分にわたり子供たち
に熱く語りかけ感動を与えた。

 講演は各学年の代表生徒の質問に応える形式で行われ、斎藤投手は初め
に「この先の人生で夢をかなえる参考にして下さい」と呼び掛けた。

Saito

優しい口調で語りかけ、代表生徒の質問に耳を傾ける
斎藤投手

 メジャー志向を抱いたのは、
マリナーズなどで活躍した長谷
川滋利元投手とのオレンジ郡で
の合同自主トレがきっかけと紹
介。不利なマイナー契約からメ
ジャー昇格した喜びを「ほしい
おもちゃを買ってもらったこと
よりも何十倍もうれしかった」
と分かりやすく表現した。夢を
かなえるためには「辛いことか
ら逃げずに、遠回りしてでも自
分の気持ちをごまかさずにがん
ばること」と説いた。

 「野球一家」に生まれ野球を「宿命」づけられたために他の道を選ばず
野球道を進んだ自身の例を挙げ、「自分のコントロールできるものと、で
きないものを把握してもらいたい」と、進路を控えた中学生に向けアドバ
イス。幼児部には難しすぎると配慮しながら、論語の「過ぎたるは猶(な
お)及ばざるがごとし」を引用し、「変えられないものを考え過ぎないよ
うに」との持論を唱えた。

 すべての質問を的確にまとめマウンド同様、無難に講演を締めくくった
斎藤投手。講演後は花束を贈られ生徒全員と記念撮影に納まり、笑顔で握
手やサインに応えた。最後は生徒たちの拍手に両手を大きく振り、会場を
後にした。(潤、写真も)

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