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小東京で初の「桜祭り」:
参加型の各種催しに、家族連れ賑わう

2007年4月5日

 パサデナから小東京に移り、初めての「南カリフォルニア桜祭り」が3
月31日、4月1日の2日間にわたり、日米文化会館前ノグチプラザ周辺
で開催された。ファッションショーなど若者や子供がステージに立つ「参
加型」のイベントがめじろ押しとあって家族連れが目立ち、2日間の人出
は合計1万2千人から1万4千人(ロサンゼルス市警察調べ)と、久しぶ
りのにぎわいとなった。

 開幕式では、イベントを指揮する日系3世のウエンディー・フジハラ・
アンダーソンさんが「パサデナで始まり、6年目となった祭りで昨年は雨
に見舞われたが、今日は晴天でたいへんうれしい」とあいさつ。続いて在
ロサンゼルス日本国総領事館の兒玉和夫総領事が乾杯の音頭をとり、江戸
時代「花は桜木、人は武士」と言われていたことなどを説明、日本の花見
の習慣を紹介したうえで「今日は桜の花を楽しむだけでなく、日本の文化
も体験して」と述べ、関係者の労をねぎらった。

 



家族連れを狙う「参加型」イベントとして人気の
ファッションショー。子供モデルが登場すると
会場から声援が送られた

 目玉となったのは会場内3カ
所に設けられたステージでのさ
まざまな催し。文化会館前の
「サクラ・ステージ」では、踊

りや太鼓などの実演が次々に繰
り広げられた。サンペドロ通り
の「プルメリア・ステージ」で
はハワイアン・ダンス、また
「シルバー・ソードステージ」
では、マーシャル・アートの実
演など「常に見て楽しむ」イベ
ントが多く、アジア系以外の観
客の姿も目立った。

 

 中でも目玉は2日間にわたり開催された「ラナウエー・ファッションシ
ョー」。モデルに二世週日本祭の元二世クイーンのほか、子供らを起用。
ステージ周辺にはビデオ撮影する家族や友人、知人らの姿が見られ、会場
は熱気に包まれた。

 また、サンペドロ街路上には100店舗近くのブースが並び、クラフ
ト、洋服などを販売。二世週日本祭の委員会もブース出店し、夏の祭りを
PRした。また、日本から輸入した「スイート・サクラ・ティー」を販売
するジャパン・グリーン・ティー社の岩野次郎さんは「1500個用意し
た試飲用のカップが、日曜日の昼過ぎになくなるほど。反応がよく、ロサ
ンゼルスでのビジネスの可能性を感じた」。

 羅府新報の英文コラムニストジョージ・ヨシナガさんは「サンペドロ通
りを閉鎖するほど大規模な祭りとは知らなかった」と驚いた様子。またパ
サデナから来たブライアン・ヒラカワさんは「パサデナで催していたとき
には足を運んだことがなかったが、リトル東京なので初めて来た。今日は
5歳と7歳の娘がステージに立ち、たいへんよかった。日系コミュニティ
ーの中心地で祭りを開催することは大歓迎」。

 また毎年夏に小東京で開催される二世週日本祭委員会に長年携わってき
たジェームズ・オカザキさんは「小東京で桜祭りと聞いたとき、二世ウィ
ークの競合相手になるのではないかと当初、懸念したが、むしろ相乗効果
がある。桜祭りは春のイベントで夏は二世週祭としてPRできればよい。
日本町がにぎわうのを見るのは感無量。毎月でもイベントを開きたいくら
い」と話していた。(大西、写真も)

 

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