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日米中学校が姉妹都市校提携
新たな門出盛大に祝う
グレンドーラ—真岡両市

2006年11月10日

Sister City

高取龍志(左)、サマンサ・
ロバス両生徒会長はプレゼン
トを交換し固い握手

 1988年に姉妹都市提携を結んだグレン
ドーラと真岡(もうか、栃木県)の両市は3
日、サンドバーグ中学校と中村中学校の姉妹
校提携調印式をサンドバーグ中学で催した。
真岡から訪れた第一陣となる交換学生16人
と佐藤務教育長、小堀辰夫校長ら一行は、ス
コット・ベル校長と全校生徒から熱烈な歓迎
を受け、2校は新たな門出を盛大に祝った。
両市が姉妹校を持つのは、90年のガダード
—真岡東中学に次ぎ2番目。

 校内の壁には「ウェルカム!中村中学のみなさん」のポスターがあちこ
ちに張り出され、式典会場では吹奏楽部の演奏の中、訪米団が入場。無数
の小さな日米両国旗が振られ、全校生徒850人が大きな拍手で出迎え
た。ベル、小堀両校長、キャサリン・ニコルス、佐藤両教育長の4代表が
あいさつし、提携締結を祝った。

Sister City

調印するベル(左)、小堀両校長
 同四代表が調印。署名したペ
ンを交換し、がっちりと固い握
手を交わすと一際大きな拍手が
わき起こり、姉妹となった喜び
を分かち合った。各校生徒会会
長が英語でスピーチし、「互い
の異なる言語や文化、宗教、習
慣などを学びながら友好を深め
よう」と呼び掛け、プレゼント
を交換。コーラス隊は練習を重
ねた日本語で「浜辺の歌」を歌
うなどし、もてなし会場は歓迎
ムード一色に染まった。

 姉妹提携の先輩校のガダード中学前校長のテッド・マクネビン姉妹都市
協会会長は「グレンドーラの2校とも提携を結んだことで、ホストファミ
リーだけでなくその親戚や友人、職場の同僚、隣人など、町全体を巻き込
んだすばらしい交流となる。楽しみだ」と喜んだ。ベル校長は「モウカと
シスターになり、遠く感じていた日本がすぐ近くになった。互いの文化を
理解しあうことで、生徒は伸びるだろう」と述べた。

 小堀校長は滞米中の生徒に「アメリカ人の心の大きさを感じとってもら
いたい」と期待。来夏訪日する米国生徒には夏祭りや花火大会、世界遺産
の日光などの地元の特色を生かした日本文化紹介に意欲を示した。思わぬ
歓待に感銘を受けたという佐藤教育長は「始めよければすべてよし」とい
う持論を用いて、「すばらしい歓迎で交流が始まったので、永遠に続くだ
ろう」と語り、「われわれ二校には終わりはない」と力を込めた。訪米団
はホームステイし、10日に帰国する。

 小さな白人の街、グレンドーラ。2校しかない中学では九割以上を同系
生徒が占め、アジア系住人はごく少数で、異人種間の交流は以前はなかっ
た。しかし、姉妹都市が結ばれ18年間にわたる交換学生や英語指導助手
派遣などで親交を温めたガダード中学が模範となり、市民の日本、アジア
人に対する理解は深まり今回の提携につながった。

 のべ400人という日本で貴重な経験を積んだ生徒は「楽しかった」と
親日家となって帰国し、家族も日本びいきになるという。同プログラムで
通訳などのボランティアを務めるロウ律子さんによると、今では20軒の
ホストファミリー募集に対し、2倍の申し出があり抽選で受け入れ先を決
めるほどの関心だという。(潤、写真も)

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