姉妹提携の先輩校のガダード中学前校長のテッド・マクネビン姉妹都市
協会会長は「グレンドーラの2校とも提携を結んだことで、ホストファミ
リーだけでなくその親戚や友人、職場の同僚、隣人など、町全体を巻き込
んだすばらしい交流となる。楽しみだ」と喜んだ。ベル校長は「モウカと
シスターになり、遠く感じていた日本がすぐ近くになった。互いの文化を
理解しあうことで、生徒は伸びるだろう」と述べた。
小堀校長は滞米中の生徒に「アメリカ人の心の大きさを感じとってもら
いたい」と期待。来夏訪日する米国生徒には夏祭りや花火大会、世界遺産
の日光などの地元の特色を生かした日本文化紹介に意欲を示した。思わぬ
歓待に感銘を受けたという佐藤教育長は「始めよければすべてよし」とい
う持論を用いて、「すばらしい歓迎で交流が始まったので、永遠に続くだ
ろう」と語り、「われわれ二校には終わりはない」と力を込めた。訪米団
はホームステイし、10日に帰国する。
小さな白人の街、グレンドーラ。2校しかない中学では九割以上を同系
生徒が占め、アジア系住人はごく少数で、異人種間の交流は以前はなかっ
た。しかし、姉妹都市が結ばれ18年間にわたる交換学生や英語指導助手
派遣などで親交を温めたガダード中学が模範となり、市民の日本、アジア
人に対する理解は深まり今回の提携につながった。
のべ400人という日本で貴重な経験を積んだ生徒は「楽しかった」と
親日家となって帰国し、家族も日本びいきになるという。同プログラムで
通訳などのボランティアを務めるロウ律子さんによると、今では20軒の
ホストファミリー募集に対し、2倍の申し出があり抽選で受け入れ先を決
めるほどの関心だという。(潤、写真も) |