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ターミナル島人会
日本の童謡をCD化
元教師親族が合唱隊募集
2006年6月10日

 第2次大戦前、和歌山県などから移民した日本人漁師のコミュニティー
として栄え、戦後離散したターミナル島の歴史を残そうと、オックスナー
ド在住の実業家が本の出版とCDの収録に向け、ターミナル島ゆかりの人
の協力と、日本の童謡を歌うこどもたちと、発音の指導者を募集してい
る。


ターミナル

1番左端がウエダ・テルコさん、右から3番目が漁野
チヅヨさん、1番右端がカサバ・マサコさんと判明し
ている本に収録予定の写真

 この人はマーガレット・シェ
ルトンさんで、父親の叔母ルシ
ール・リーガンさんが1930
年代、ターミナル島の小学校で
音楽を教えていた。シェルトン
さんはリーガンさんの遺品を実
母のリビー・コールマンさんか
ら譲り受け、日本の童謡の歌詞
や楽譜をはじめ、踊りの動きを
コマ送り撮影した写真などを見
て感動。「70年前の島の子供
たちの遊びや歌がわかる歴史的
資料」としての出版を決意し
た。

 シェルトンさんは、今年1月
に行われた同島人会の新年会に
参加、写真の人物がだれか教え

てほしい、と呼びかけた。その結果、着物姿の女の子10人が整列してい
る写真のうち、3人は判明したが、残りはいまだに不明という。

 このため、11日に開かれる同島人会のピクニック会場に再び写真など
の資料を持参し、呼びかける。このほか、音楽の授業で歌われていた「7
つの子」「おててつないで」など日本語の童謡を楽譜やメモをもとに再
現、CD化に向け、8歳から12歳程度の男女10〜20人程度の「童謡
隊」の参加者も募集中で、録音は7月下旬にロングビーチのスタジオで行
うが、その際、「正しい発音の指導者」も募集している。

 本は「レッド・ラッカー・ブリッジ」と題し、今年9月に自費出版する
予定で、シェルトンさんは「私の大叔母の記録を原文のまま出版し、補足
としてターミナル島の歴史などをまとめ、後世に語り継がれるような1冊
にしたい」と話している。シェルトンさんの連絡先は805・816・6
050。

 「ターミナル島人会」のピクニックは11日午前11時から、ブエナパ
ークのジョージ・ベリス公園西側で行われる。今年は1世の参加はなく、
2世から五世までが集まる。(大西、写真も)

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