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着任して1カ月浄土真宗の米国仏教団北
米開教区最年少の本派本願寺羅府別院
(西本願寺)開教使

2006年10月28日

暉峻康紀さん
(てるおか やすのり)

Teruoka

1978年鹿児島県志布志生ま
れ。00年龍谷大学卒、中央仏
教学院、勤式指導所を経て02
年デンバーの仏教会に赴任、0
6年9月から小東京の西本願寺
に。趣味はビリヤード、バスケ
ットボール、卓球、ピアノも。
剣道、書道、茶道もたしなむ

 「日本の寺は家族で住むから、定年退職が
ない。死ぬまで住職。アメリカでもそうでき
たらいい。どう思いますか」

 鹿児島県大隅半島の志布志にある「金剛
寺」の3男坊。4代目住職の父康瑞さん(6
8)の姿を見て育った。1番上の兄は寺を継
ぎ、2番目の兄は証券マンだ。妹が1人いる。

 アメリカ行きを打診されたとき、父は「外
国の開教使は、食っていくだけで精いっぱい
だぞ」。覚悟の上の渡米だった。デンバーの
仏教会に3年8カ月赴任、学んだことは「人
を知る」。門徒1人ひとりに接して初めてわ
かることだ。

 9月に赴任して以来、日曜日に法話を担当
するが「いまは自己紹介で手いっぱい。いず
れ門徒さんから『先生』ではなく『ヤスノ
リ』と呼ばれたい」。

 アメリカで若いお坊さんを増やすのが夢だ。「今後は現地で育てること
に力を入れるべきではないか」。鈴木大拙並みのインパクトを与えたい、
という。

 ロサンゼルスの印象は、「お葬式の数が多く、忙しい」とはっきり。歯
に衣着せぬもの言いだが、意見を述べたあと必ず相手に問いかける姿は頼
もしい。「内向的な性格」と自称するが、自分の考えをしっかり持った勉
強家だ。目下「お嫁さん募集中」。

 故郷で恋しいものは、との問いに「つきあげ(さつま揚げ)と焼酎」と
の答えが返ってきた。(大西、写真も)

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